見出し画像

おばちゃんちの「理由を問わない」一時預かり保育

「急でも預かってくれるので、本当に助かります!」

「うちの子は、おばちゃんちが大好きなんですよ!」

一時預かり保育「ほっぺ・わっこ」のおばちゃん達は、こんな声を耳にすると、とてもうれしくなり「赤ちゃん、子どもに幸せにしてもらってます」と言います。

おばちゃんちの預かり保育、先に誕生したのは「派遣保育えくぼ」ですが、その2年半後2006年に旧東海道品川宿の街道沿いに「子育て交流ルーム 品川宿おばちゃんち」ができ、「一時預かり保育ほっぺ」がスタート、その6年後には昭和通り商店街に「子育て交流ルーム 昭和通りおばちゃんち」ができ、「一時預かり保育わっこ」が始まりました。

「ほっぺ・わっこ」は、短時間や不定期の保育園入園要件を満たさない働き方の人や、自己研鑽、家族の介護、自分の通院や冠婚葬祭、姉兄の保護者会、美容院など子連れでない方がいいような時、そして体や心を休めたい時やゆっくりランチをしたいという時も、つまり「理由を問わない」一時預かりなのです。

預かる赤ちゃん、子どもの顔ぶれは毎日違いますが、少人数の家庭的な雰囲気に、最初は泣いていた子もやがて安心しておばちゃんと過ごせるようになり、大好きになってくれる子がほとんどです。

「ほっぺ・わっこ」のスタッフは、長年保育園で働いていた保育士、子育て一段落の保育サポーターや、もっと若い世代のスタッフがいたこともあります。少しずつ違う経歴の人が、その日に預かる子どもの人数や時間に合わせて「その日のおばちゃん」になります。仕事というよりも隣の子を預かる近所のおばちゃんのような気持ちだと話してくれるおばちゃんもいます。

そのおばちゃんには、こんな6か条があります。

素敵なおばちゃんになるための6か条
1. 子どもに話しかける時は、傍に行って小さな声で優しく話しかけましょう
2. ~してはいけませんと言う否定はやめましょう
3. 子ども同士の関り合いを見守りましょう
4. おばちゃんのやる気をお互いに尊重しあいましょう
5. 子どもの成長を共に喜び合いましょう
6. 保護者の抱える悩みや重荷を少しだけ下すお手伝いをしてみましょう

赤ちゃん子どもだけでなく、お父さん、お母さんもスタッフも一緒に、育っていくまちを願っています。

(いく)

*  *  *

「おばちゃんちの20年と これから」12月4日開催。
↓ 詳細、参加申し込みはダイレクトにこちらへ ↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?