おばちゃん、3Dモデリング(Blender)始めます
おばちゃんの趣味は、彫金でのアクセサリー作り。
習ったわけではなく、作ってみたかったから勝手に作り始めた。ウェブ制作も独学だけど、こっちも独学。おばちゃんの基本は何でも独学。
昔ならいざ知らず、今の世はプロの職人さんや工具店がネット(YouTubeとかブログ)に情報を載せてくれる時代だから、専門学校(スクール)、お教室などに通わなくても知識は得られる。(と、思ってる)
図書館に行けば、宝飾関係の歴史書もマニュアル本もある。宝石の原石、品質の見分け方についての本もある。
ほかにも、金属加工の会社のウェブサイトに金属の特徴だとか、ロウ付けの基礎知識(原理、化学的理論、濡れについて、工程、意味)が書いてあって参考になる。(金属の範囲は広いから、情報をそのまま使えないけど、大いに勉強になるし応用できる)
素材もインターネットのオンラインショップで購入できる。どの会社が信頼できるかは、マニュアル本の巻末から収集できるし、ジュエリーの展覧会・コンペ等で協力・協賛している会社とか、プロが使っている道具のメーカーとか、「御徒町」「山梨」のキーワードで普段からアンテナ立てとくと、ぼんやりと雰囲気を掴めてくる。
最近の美術館ではファッションの企画展を頻繁にやるようになったから、頑張って足を運べば、超絶技巧の本物のジュエリーを間近に観ることができるし、カタログも手に入る。
考えようによっては独学は勉強し放題!!!
・・・とはいえ、独学の弱点はある。
彫金のノウハウ、道具の使い方がわかっても、道具を正しく持てているかはわからない。間違っていたとしても誰にも指摘してもらえない。そして、おばちゃんはやらかした。
ある日の作業中、手の使い方を間違えていたらしく左手の親指を捻挫してしまった(スキーヤーズ・サムというやつ)。
どうしよう。困った・・・物を押さえることができない。
後悔先に立たずを「後悔"後"に立たず」と言い間違えていたアホなおばちゃんが思い出したのは、某スクールの一日講座に行った時に聞いた「現在、流通しているジュエリーのほとんどは、3D CADソフトを使って作られている」という言葉。
なるほど。全部の工程を手作業でやらないで、3Dモデリングデータからの鋳金と、伝統的手法の彫金、鍛金のミックス技法でやれば左手を酷使しなくてすむかも!
そこで、ライノ(3D CADソフトRhinoceros)使いのおじちゃん(旦那)に聞いてみた。
私「3Dモデリング始めようと思うんだけど・・・」
旦那「だったら、ブレンダー。Blender一択!」
と、いうことで、3Dモデリング(Blender)始めます。