
【Blender】 Mac でコンソールウィンドウを出す方法
1行で書くと、
「ターミナルから Blender を起動する。」
以上。
なのだけど。それだけなのだけど、それを知るのが大変だった。
(ちなみに Blender は Ver. 4.2)
コンソールウィンドウを出したい理由
今回、Blender とは別にコンソールウィンドウを出したかった理由は、Python の計算結果を表示させるためだった。
Blender の Scripting ワークスペース内のコンソールに直打ちすれば計算結果は表示される。だけどそのためには、毎回コンソールに Python のコードを打たなきゃならない。(実際はコピペでいいけど)
それってなんだかスマートじゃない。
Python のコードをファイル保存して、その都度、 Scripting ワークスペースで必要なファイルを読み込んで使うほうがスマートだと思ったのよ。
こんな感じでやってみた
上の記事で Copilot さんに書いてもらった Python コード(頂点と頂点の間の長さを測る)をコピー、テキストエディタ(mi)にペーストして、.py ファイルで保存。
次に、コンソールウィンドウを出す方法を検索しまくって、本家のページをみつける。
↓本家の説明ページ(英語)
Blender をアプリケーション内にインストールした場合は、以下の絶対パスでいけそうなことが書いてある。
~ % /Applications/Blender.app/Contents/MacOS/Blender
一応、ターミナルで Blender.app の中に入って ‘Blender’ があるか確かめる。
で、リターンキーを叩く。
いつもより若干時間がかかる感じで、見た目は変わらない Blender が起動する。既存の .blend ファイルを開いてみると、
おおっと! ターミナルに、
Read blend: “/Users/obachan/Documents/xxx/xxx/test.blend”
(xxx は任意のフォルダ名)
読み込んだ .blend ファイル名が表示されてる!!
もしかして、ターミナルが Blender のコンソールウィンドウになったってこと!?
Blender の Scripting(ワークスペース)で試してみる
Topbar の一番右「Scripting」を押してワークスペースを切り替えると、画面の一部が真っ黒になっている。

上の画像の赤枠で囲ったところのフォルダ型のアイコンをクリックすると、保存しておいた .py ファイルを選択できる。

「euclidean_distance.py」というシャレオツな名前にしたのでそれを開く。

すると、真っ黒だったところにファイルの内容が表示される。
測りたい2点の座標値を書き入れて、
上の画像の赤枠で囲った一番右の三角形 [>] のアイコンをクリック。Python スクリプトを走らせる。
コンソールウィンドウを見ると、

Cool distance: 217.34
出たーーーーーーーーーーーーー!!!!!
と、こんな感じでございます。
物好きな誰かのお役に立てればこれ幸い。
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