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遠くて近い皆様へ、年末のご挨拶を
近くて遠いもの・・ウマの合わない親戚、大晦日と元旦
遠くて近いもの・・楽しみにしている旅先、離れている愛しい人
2022年も大変お世話になりました。上記は毎年大晦日になると思い出す、清少納言さまの随筆からお借りした文章です。
この記事をお読みいただいている皆さまにとって、今年はどんな年でしたでしょうか。
私個人としては、いつかやってみたいと思っていた文章教室を開催できたことが大きかったです。
よくワークショップや講座、あとはコーチングセッションの最後に「ではあなたは何をしますか?」と、目標設定のための行動を決める時間があります。
私はそのたびに「150円する自販機の水を買ってみる」とか「職場の嫌な上司の目をまっすぐ見て話す」とか「お母さんにありがとうと言ってみる」とか、その都度小さな目標を掲げ、自分でも内心「本当にこれ目標達成に効果あるのかな?」と疑っておりました。
でも人前に出ると緊張して泡を吹いて倒れそうになる私が、実際に文章教室を開くという長年の夢を体験できた今は、その小さい1歩1歩の積み重ねが何よりも大事だったんだろうなと思います。
ビッグでスペシャルなビジネスを回したり、笑いの絶えない家庭をきちんと築いている方々からすれば、私の夢や家族に対する関わりの1歩は0.1歩くらいの小さいものです。
でもその0.1歩を積み重ねることが望む未来へ近づこうとする私の道そのものだったのだと、振り返ると感じます。
今年の春にキャリアに悩んで友人のコーチングを受けた時、ライターになりたいというテーマでずっと話していたらなぜか最終的に「森でワーケーションをする」という突拍子もない行動をすることを決めました。
気持ちが変わらないうちにすぐ宿を抑えたものの、出発するまでさんざん「森に行ってはたしてキャリアが変わるのだろうか」と疑ってました。
でも結果として森の中で一人で過ごしていたときに文章教室のアイディアがつかめて次の0.1歩につながったのですから、やっぱりその瞬間の心の声に従って行動するというのは大きく見ると意味があることだと実感したりもしました。
さて、それでは本日の記事が今年最後の投稿になりますのでご挨拶を。
10月下旬から始めた私の毎日投稿を今日もお読みくださり、本当にありがとうございました。
ほとんど誰も読んでいない時期から読んでくださった方も、顔も名前も知らない遠い存在の方も、画面越しでもあたたかい、近いエネルギーをいつも感じておりました。
来年の抱負は、また明日書きたいと思います。
みなさま、どうぞ良いお年をお過ごしください。
令和4年12月31日 小澤仁美
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