創作大賞2024、最終選考は駄目だったが今日の注目記事に選ばれた話
創作大賞2024で、中間選考を突破した。
応募総数52750件の中からの中間選考で305作品に絞られ、恋愛でも仕事でも誰かに選ばれるという体験が極端に少なかった自分は浮かれに浮かれた。
しかし中間選考直後にある方のnoteを読んでいたら「中間選考時に実はもう受賞者は決まっていて、中間発表の数日後には受賞者に連絡が来る」という裏事情を知ってしまった。
何日経っても、自分にはなんの知らせが来ない。
どうやら自分は今年の創作大賞は落ちてしまったらしい。そう思うと力が抜けてしまった。あと少しで手が届くはずだった夢は最初から見なかった夢よりタチが悪いと聞くが、その通りだった。
そんな風にくさっていたとき、note編集部が選ぶ「今日の注目記事」に、なぜだか選ばれた。
夏から秋にかけてのコーヒーはアイスにするべきかホットにするべきかという、毒にも薬にもならない記事だった。
「今週の注目記事5選」と同じくらいnoterが気になるのが「今日の注目記事」ではないかと思う。選ばれた要因としてあえて理由を挙げると「誰もが自分事のように読める」「タイムリーなテーマ」「それでいて書き手の個性が発揮されてる」のがよかったのかもしれない。
たまに注目記事に選ばれるために!という記事を見ていると「写真をたくさん使った方がいい」とか「テーマは大きい方がいい」とか、色んなコツが謳われている。ただ自分のnoteは基本的に写真は載せないし、テーマはたいてい日常のアレコレで今回のテーマだってドラマ性は少ない。
note編集者の好みを分析・対策すれば選ばれる確率も上がるかもしれないけど、あれだけ分析と対策を練って書いた創作大賞だって外れた今となっては「たまたまnote編集者の好みと一致しただけ」だと思う。
注目記事に選ばれた記事はイイねとフォロワーの増加がすさまじいと聞くが、例に漏れず私もこの記事を通して、一週間でフォロワーさんが30人くらい増えた。
2年弱かけて少しずつじわじわと読者さんが増えていっていたので、この増加には驚いた。こりゃあみんな選ばれたいわ。
思えば創作大賞2024に参加したのは「読者さんが増えて、文章教室に来てくれる人が増えてくれたら」というところから始めた。
結果的には中間選考を突破してもフォロワーさんは増えず、多少アクセス数が伸びただけ。
私だけかと思いきや、他の中間選考通過したnoterさんも同じように愚痴っていたので、創作大賞の受賞者には出版社やテレビとのタイアップ以外のうまみは、あんがい少ないのかもしれない。だって去年の受賞者、noterの私だってすぐ名前が出てくる人、あまりいない。
最終選考に落ちてがっかりしていたが、当初の目的である「読者さんを増やす」は予想外の方法で達成した。
ちょっと力は抜けてしまったが「夢を叶える方法は5万通りある」を再確認した出来事だった。
今年の中間選考通過率0.5%の激戦をくぐった作品です。
ぜひぜひ小澤家秘伝のコロッケ、つくってみてください!