「自由に表現するためのお守りにしたい」
ことのは文章教室、無事に開催できました。お心を寄せてくださっていた皆様、本当にありがとうございました。
振り返れば今年の夏、文章のワークショップをやることだけは決まったものの、どうしても軸が決まらない。
そんなとき和歌山のうえみなみという森に1人で遊びに行き、最終日の夜一人で満点の星空に見入って「昼間も雨の日も、星はいつも空で光ってるんだよな」と考えていたとき、星座から人と人とのつながりを連想し「つながりをテーマにした文章のクラス」という発想が生まれ、そこから書き手と読み手をつなぐという今回のワークショップの輪郭が一気に立ち上がりました。
今回お伝えしたのはバズらせる方法でもポチらせる技術でもなく、どちらかというと地味なものだったと思います。
それでも参加者の方で「ルールっていうと自分を縛るような印象があったけど、今日聞いた書き手と読み手がつながるためのルールは、今後表現していくときのお守りにしたい」と仰ってくださる方がいました。
会の終わり、ご参加くださった皆さんがこれからそれぞれの表現に向かっていこうとされる姿は、真っ暗な空を照らす星の光のように私には見えました。
以下、お寄せ頂いた感想です。
不器用でも、全て人は平和で在りたいと願い、平和のために生きて活動していてるんだなとわかりました。
大切にされたら、大切にしたいと思える人の力をさらに信じたいと思います。
(40代・心理士 整体師・木内寛長様)
短時間の中で、文章を書くということに対しての非常にたくさんの学びがありました。複数のメンバーの文章を拝見し、それぞれに対して仁美さんが的確にアドバイスをされるのを聞いて、「ふむふむ、確かに!」と納得している自分がいました。多眼的でありつつも、「私はこう思うで~、知らんけど」と素直な自分を出していくこと、このバランスを意識して、これからも文章を書いてみたいと思いました。
(50代・M.O様)
同じお題でも、感じることや表現したいことは人それぞれだと改めて感じました。
誰もが自分の気持ちや考えを発信していくことが当たり前の時代、そのちょっとしたお作法(リテラシー?)を知っているだけで、安心して書くことができますよね。
絶対に押さえておくべき基本を分かりやすく伝えてくれてありがとうございました!
(50代・デザイナー・C.A様)
そして次回の開催は春とお伝えしていたのですが、単発ワークショップから連続の講座に内容をリニューアルすることにしました。
次回ぜひ参加したいとおっしゃてくださった方々、もう少しお待ちくださいませ。
クリスマスやお正月を前に世の中では辛いニュースが多く、自分一人で出来ることは限られているようについ感じます。
それでも皆が自分をもっと自由に表現していったら、世界はきっとより良い方向に向かうと信じているので、そのお手伝いができたら嬉しいです。
改めて今回の場づくりに様々な形で関わり応援してくださった皆様に感謝を申し上げます。ありがとうぞよ!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。書き続けます。