生涯のパートナーを選ぶとしたら?
真面目に答えると、「生涯のパートナーを選ぶ」という言葉自体に相手への無自覚な期待が溢れすぎていてゲンナリくる。重すぎるだろ。そこまで相手への期待が大きすぎると、必ず失望するだろうことは断言できる。結果的に生涯を共にすることができたら感謝する、くらいのノリでいた方がいいと思うんだよね。よりフェアな言葉を選ぶなら、「相手の人生に占めた部分に応じた責任を負う」じゃないかな。なので、質問を再定義したうえ、その約束ができそうな相手について答える。
まず前提として、「占める」という言葉がもう説明しているんだけど、相手のセックスと特別な感情が“自分側からは”独占できる、ということじゃないかな。“自分側からは”と注釈したのは、こうした関係は不幸にして非対称な場合もあるから。一夫一妻制じゃない社会もあるし、権力者やロックスターが公然と何度も結婚できる現代を“事実上の一夫多妻”と見なす向きもある。
次に資質。これは価値観や倫理、審美の部分で「言葉を共有できる」ということだと思う。俺がよく言う“言語的互換性”の話かもしれない。もう少し解像度を下げて分かりやすく言うと、「頭の良し悪しが釣り合っている」ということになる。
次に人物。性格と言う方が分かりやすそうだ。これは純粋で優しく、朗らかで、面倒見のいいひとがいい。しかしこれだと何も説明していないような気もする。もう少し解像度を上げると、自分の家族を愛していて、劣等感や恨みとは無縁なひとがいい、となる。
そして好み。これは数えあげればキリがないけれど、要するに「男性はみな若い美人が好き」というごくあたりまえの結論になる。自分の好みとして特徴的なところを挙げるなら、相手の声や話しかたに、ほかの人よりも注意と関心を向けている、という点だと思う。
身のほどをわきまえろ、って?
書いていて俺もそう思った。
ということで、若い巨乳美人なら大歓迎ですよ、といういつものスタンスに戻る。