世界の文学を読む前に。
去年、韓国の女性作家さんの本を読んで、すごーく面白かった。
読んだのは、この三冊。
感想は別の記事で複数回書いていますので、省略。
韓国は経済も台頭してきて、日本でも翻訳されてきたのかな、とか背景に思いを馳せ。
そして気づきました。
たくさん翻訳されいる英米文学以外、あんまり読んできてないな……と。
記憶から捻り出すと、スウェーデンのヨナス・ヨナソンとかすごく面白かった。
翻訳されているやつ全部読むレベルで。
(ペンネームからしてふざけてるけど、『国を救った数学少女』は天才少女とその彼氏が、アホなバカップルと、たまたま拾った原子爆弾(!)と放浪するお話。
面白がっていいのか、コメディと不謹慎の境界線がグラグラグラグラ……。
まぁ、「原子爆弾行方不明事件」ってのは複数件起きている国際問題なんですけどね)
そして、『南アフリカを知るための60章』で読んでから、読みたいと思っていたアフリカ文学も読んでないなーと。
(この『エリア・スタディーズシリーズ』は複著が特徴で、色んな角度から他国を知れるシリーズ。留学とか海外ボランティアとか海外出張とかあるなら必読。
こちらも色々と読んでみたいと思っているんですが、ハイカロリーな読書になるので、なかなか手を出せてません……。)
というわけで、2024年は色んな国の文学を読んでいきます!
(えーと、まぁ、その翻訳本を、ということにはなりますが……)
で、具体的にどーするの、と。
図書館に行くたびに、一冊は日本・英米以外の作家さんの本を借りてきます!
うん、それくらいしないとすぐに忘れるんで……。
Kindle Unlimitedで探す回もそのうちやるかもですけど。
でも、どっちかというとハイカロリーな読書になるので、貸出期限がある図書館本が向いていると思うんですよねー。
KUで探すなら、「グーテンベルク21」「光文社古典新訳文庫」あたりか。
「角川書店単行本」に海外作家の本はありそうだけど、KUになってるのはみたことないな……。
冒頭で紹介した『破果』は、KUで読んだんですが、岩波書店、今は新書しか対象じゃないんですよねー。
検索で発見不可能レベルなんで、出版社さん自体が広報してくれないと辿り着けないんですが、
出版社さんがそこまでしてKUの貸出を稼ぎたいかというと、否だと思うんですよね。
個人的には、「読む機会がゼロの本は、そもそも売上が動くはずがないんだから、図書館でもKUでも読んでもらってゼロを0.001でも可能性あげた方がいいんじゃない?」派なんですけど。
まぁ、KUでの探索もそのうちします。
そのうちね……。
図書館本で読んでも、「KUで読めるやんけー!」ってのがあれば、そこから検索ワードが拾えるので。
あるいは、「この海外文学読みてー!」と検索で探してたら、KUのパターンとかあればありがたいんですけどねー。
閑話休題。
で、noteでシリーズ作ります。
とりあえず、以下の記事を上げていこうかなーと。
一冊ずつの読書感想
海外作家の本を探すエッセイ(探すの苦労したーとか、このサイトやシリーズがおすすめ!とか)
KUで海外作家さんを探す記事は、「Kindle Unlimited完全攻略」の方に上げるので、
ご興味あれば、わたしのフォローかマガジンのフォローお願いします。
なんて、宣伝なんかしちゃいつつ。
そして、日本・英米以外の作家さん、と言いつつ、ビミョーなところは含めちゃおうかなと思っています。
「え、なにそれビミョーとかある?」と思われそうですけど、あるんですよコレが。
日本内でも、アイヌ・琉球あたりは異文化です。
となると、現代以前の地方とかも含んでいい気がしてきません?
中央以外、となると都があった京都、近畿以外か? とか思いましたけど、平安時代の京都とかもはや異文化だしなとか。
近現代でも、日露戦争や世界大戦中の小説は、また違ったものがあるでしょうし。
そして、現代の日本の小説でも。
世界の文学を読んで行くうちに、日本小説に回帰して感じたこととか、思ったことってのも「世界の文学を読む」楽しみだと思うんですよ。
というわけで、そういう類の感想が出てきたら、シリーズに含めちゃおうと画策しています。
英米小説も同じく。
人種のるつぼと呼ばれるアメリカも同様で、内部に色んな文化があるんですよね。
移民系もそれぞれバックグラウンドがありますし、そもそも住んでいたアメリカインディアンの方とか。
国という括りだけじゃないわけですよ。
さらに、立場(歴史や偏見などなど)が加わって、さらに、時代という軸もあって……。
そういう点も意識しながら小説を読んでいきたいなー、と思っております。
ちゃんと定義するなら、「今まで触れてこなかった文化に触れる小説」となるでしょうか。
まぁ、そういうわけで。
皆さまもぜひ一緒に世界の文学を楽しんでほしいです!
もし、わたしが紹介した本とか、他の本を読まれたらハッシュタグとか記事の引用をしてください!
その方のnote記事もマガジンに登録させていただきたいなーと思っております。
(もし、「マガジンに登録されたくない!」という方は、その旨を記事に記していただけるとありがたいです。
とか、カッコ付きであらゆる事態を想像して注釈書いてしまうのが日本人のサガって感じがしてきますが……笑)
そういう思いも込めて、これからマガジン「世界の文学を読む」を展開していきます。
どうか一つ、お付き合いいただければ幸いです。