フリーランスは「お客様のタイプを見極める力」が超大事。
東京から福岡に移住してフリーランスデザイナーをしています。酒井です。
フリーランスに必要な超大事な能力。
それは…
「お客様のタイプの見極め」である。
と痛感しているのは僕だけでしょうか?
このタイプを見誤ると、お客様との会話が全く合わず、最悪、仕事がなくなることもありえます。
さて、そんな嫌な思いをしないためにも、とりあえず押さえておくべきことを書かせて頂こうと思います。
「圧でくる緊張感タイプ」と「情緒でくる穏やかタイプ」のお客様がいる。
大きく分けると、この2タイプがいると僕は思っています。
ぱっと見、
「圧でくる緊張感タイプ、こわ!」
みたいに思うかもですが、そんなことないです。
各タイプ、そういう星に生まれてしまっただけで、こちらの対応がおかしくなければ、かなり良好な関係を気付けると僕は思う!!
「圧でくる緊張感タイプ」は徹底した報連相で対応する!
まず、「圧でくる緊張感タイプ」について。
例えば、
会議室にいるだけで、空気がピーンと張り詰める上役の方とかいますよね。
こういうタイプのお客様って、「ビジネス=高得点を取るためのゲーム」って考えている方が多いんですよ。
スケジュール通り効率よく進めるのがめっちゃ好きな人ですよね。
だから、こういうお客様はスケジュール通りに報連相を繰り返して、仕事を納めることができれば、常連になってくれる方が多いんですよ。
信頼を積みやすいタイプとも言えます。
結果を出せば、ちゃんと認めてくれるからある意味付き合いやすいって言えば付き合いやすい。
ただ、報連相を怠ってスケジュールがズレたりすると一気に険悪になるので、そこだけは絶対に徹底しましょう。
こちらが万が一失敗しても、基本的には優秀な人が多いので、フォローもしっかりしてくれます。
「情緒でくる穏やかタイプ」には仕事の真剣度と経験の度合いを見極めろ。
さて、実は難しいタイプなのがこっち「情緒でくる穏やかタイプ」。
例えば、会社に
「あぁ、この人いるとなんだか空気がなごむなぁ。」
みたいな方いますよね。そういうタイプ。
このタイプの方って、一緒に仕事する分には、本当に「楽と言えば楽」。
ただ、注意も必要です。
というのも、このタイプ「仕事に真剣」な場合と「仕事が適当」な場合で大きく対応が変わってくるからです。
【穏やかで仕事に真剣なタイプの場合】
この場合は大当たりといっても良いでしょう。一生そのお客様の手を離さないでください。
こういうお客様は仕事を一緒に良いものにしていこうという感覚の方がおおいので、こちら側の意見も尊重してくれます。
自分が知らないことは「知らない」と恥ずかしがらずに伝えてくれますし、積極的に教えて欲しいということも言ってくれるでしょう。
注意すべき点は、相手がほとんど未経験で新卒レベルに若かった時…!
いくら仕事に真剣でも、理想と現実が乖離しすぎている方と仕事すると非常に痛い目に遭う場合もあります。
そう言った時は、会議などでで上役の方に同席してもらうようにしています。俺は家庭教師じゃないぞ!!ということね。
【穏やかで仕事が適当なタイプの場合】
一番厄介なのが、このタイプ。
一言で言うと「結果を求めてこない」と感じてしまうんですよ。
「え、それって楽じゃね?」
って思うかもしれませんが、とんでもない。
こういう仕事ってなかなか納品につながらないんです。
大体こういう方って上役の方から言われたことを「右から左に流しているだけ」なので、仕事の戻し…つまり「修正」がめちゃくちゃ多いんです。
で、具体的な修正の意図などをお伺いしたら、
「私は良いと思うのですが…上のものに確認します」
と言って、また待たされる。
こんな感じで全然仕事が進まなくなる場合が多い!
つまり、ダルイ仕事に巻き込まれているってわけです。
フリーランスになってまで、こんな仕事の仕方してて良いのか?
いや、ダメでしょう。食えなくなります。
というわけで、もし条件が破格であっても、このタイプとは仕事をするのは一旦保留しておいた方が良いかもです。実績にもなりづらいですしね。
お客様選びで地雷を踏むと、喰えなくなるので気をつけて。
「でも、最初はお客様を選んでいる場合じゃないでしょう。実績もないんだし。」
という声があるでしょうが、それは違いますよ。
なんでもいいから実績を作ろうとおもって、自分が消耗する仕事を無理に受けるとフリーランスを続けることが嫌になります。
なぜかというと、やっていることがブラック企業にお勤めのサラリーマンとほぼ変わらないからですね。
せっかくフリーになったのに、会社勤め以上に追い詰められたら元も子もありません。
というわけで、お客様選びは慎重に。