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大麻栽培ゲームと大麻学部を創設する大学
アメリカでは医療用大麻の合法が33州、嗜好大麻の合法化は10の州で行われています。
そんなアメリカでは、大麻産業に力を入れる企業が増加していて、若者を早くから育てるために大学と連携する法人や薬局が増えているのです。
ちなみに若者が好むゲームにも大麻育成、大麻経営シミュレーションも登場するようです。
✳こちらの元記事は下記になります
https://oasisleaf.com/cannaviseducation
◉ついに大麻を栽培・育成して経営するゲームまで登場!
ポーランドのゲーム会社が若者向けに大麻を栽培し、経営するシュミレーションゲーム「Weedcraft Inc」を発売するとのことで話題となっています。
大麻を栽培し販売しながら、法律などのリスクを考慮して事業を拡大していくPC版の経営シミュレーションゲームだそうです。
19.99ドル(2200円ぐらい)で4月に発売予定とのこと。
若者に対して大学のカリキュラムやゲームなど、さまざまな大麻に関する事項が展開されてきました。
アメリカでは大麻合法化の波が押し寄せてきていますので、大麻産業を担う人材も必要とされています。
◉アメリカの大学で創設された大麻学を専攻する人が増えています
カリフォルニア州のUCLA大学では、大麻合法化による経済影響、社会影響などについても学ぶ講義まで行われるようになっており、アメリカでどこよりも早く大麻を合法化したコロラド州では、コロラド州立大学で「大麻学」を学ぶ授業もあります。
これらの授業の内容は、大麻の基礎知識から育成方法、カンナビジオールなどの成分についてなどのような学問ですが、最も貪欲で積極的なのはノーザン・ミシガン大学です。
このミシガン州の北(ノーザン)ミシガン大学では、大麻について研究する新たな学位プログラムを導入したそうです。
「Medical Plant Chemistry(薬用植物化学)」と呼ばれるこの新たなカリキュラムにより、大麻や大麻ビジネスについて学べるのだそう。今まで大麻に関連した政治や政策、ビジネスなどの一部を学ぶ授業はありましたが、ケミカル(化学)とエコノミック(経済)の側面から大麻の栽培などについても学ぶ4年制の専攻は全く初めての試みとなります。
大学の4年間をみっちりと大麻の栽培からその効能やビジネス、政策などに至るまで勉強するというのはなかなかのものです。
この学部の卒業生は、主に大麻産業である農場や大麻加工業、薬局や小売などで職を得ることになりますが、一般的な大学新卒者よりも高給で迎えられることになる予定です。
それだけ大麻に関するプロフェッショナルが求められているということでしょうね。。
この学部を受講する大学生は、植物学、化学、生物や園芸、経済、財政学などを学び、大麻ではない他の植物で成分の抽出や分析などの技術の実習を行うとのこと。
また、あのハーバード大学でも大麻に関する法律や知識に関する講座が開かれているそうです。バーモント大学のメディカルスクールでも2016年より「医療大麻」コースがスタートしています。ここでは大麻の成分、効果や使用について、法律などについて学ぶもので、毎回約80人が受講しているとのこと。
大麻専門教育機関として2007年に設立されたカリフォルニア州のオークスターダム大学では、大麻の栽培や育成、大麻ビジネスの経営なども教えています。
その他にもカリフォルニア大学デービス校では「大麻生理学」などのカリキュラムがある模様。
ノーザン・ミシガン大学 Brandon Canfield 教授は、大麻学の専攻は決して簡単ではなく、厳しい基準で生物学と化学のプログラムを学ぶものであると言っています。また、卒業した生徒は、この大学のどの学部の生徒よりも早く職に就くだろう、もしかしたら大麻産業で新たな事業を起業することも可能となると語っています。
アメリカでは国全体が大麻の合法化へと動いているので、グリーンラッシュで急成長が予想される大麻産業では、この薬用植物化学専攻の卒業生は引っ張りだこになるのかもしれません。
これまでは大麻で退学になった生徒も多かったでしょうけど、まさか逆に大麻について勉強することになるなんて・・
世の中わからないものですね。