【完全保存版】 コーチングと仕組み化 前編
こんばんは!おはなし屋なおとです。コーチングを販売して生計を立てている27歳です。専業コーチとして生きてきてもうすぐ4年目になろうとしている最近ですが、独立当初から比べるとだいぶ考えも変わってきたなあとしみじみしている毎日です。
仕組み化と聞くとどんな事を思い浮かべるでしょうか。僕の読者さんはコーチさんが多いでしょうから、精力的に活動されている方はこの単語にも馴染みがあるかもしれません。
「仕組み化だなんて情報商材屋の常套文句だろ」「コーチはコーチングしてなんぼ、そんなの必要ない」「フォロワーの増やし方を有料noteにするあれでしょ?」と思う人もいたりいなかったりすると思います。僕はお恥ずかしながらすべて思ったことがあります。笑
気づいている人もいるかもしれませんが、僕は情報を発信する時にこの仕組み化をかなり意識してコンテンツを投稿しています。気がついたら僕の過去のブログやyoutubeを1時間くらい見ていた、なんて経験ありませんか?ありますよね?(あってほしい)
ちょっと冗談交じりで話しましたが、僕は自分の発信に置いて『導線』であったり『キラーページ』であったり、上手くビジネスが回る仕組みを雑にではありますがネット上にうまいこと構築している珍しいタイプのコーチだったりします。(ブロガー界だと初歩過ぎて当たり前レベルの知識だけどね)
(コンサルで説明に使ったメモ。シンプルではありますがちゃんと構造を考えてビジネスを組んでいます)
今日はそんな『コーチによるコーチのためのコーチングと仕組み化』について話していこうと思います。書いてたら非常に長くなってしまったので前篇と後編の2部構成です。今日のは完全保存版だよ!過去の話から始めたいと思います。それではスタート!
バリバリのネットビジネス塾で情報発信が嫌いになった
僕がコーチとして初めて有料のクライアントを獲得したのは2017年の3月。あのときの僕はネットビジネスを教えてくれるスクールに入り浸ってネットを使ってビジネスを展開する方法を学んでいた。
スポーツで大学に行きそのまま実業団選手として就職し、ひょんなことから受けたライフコーチングで人生を大きく進路変更した後だった。
アスリートでなくなった僕が、自分を証明するものが欲しくて飛び込んだ起業の世界。当時の彼女にお願いして借りた32万4000円をすべて突っ込んで買ったのは1枚のDVDだった。
そこには情報商材を販売するためのノウハウが中学生にもわかるように網羅的に順序立てて並べてあった。いわゆる情報商材を売るための情報商材。今でもド定番だね。
教材の内容はすごく充実していて『アメブロのログイン方法を解説した動画はこちら→(URLが貼ってある)』など「ここまで詳しく解説したらむしろおばあちゃんでもできるんじゃないか」ってくらい親切だった。心を踊らせてブログを書いた。
DVD教材の指示通りブログを書いて、メールマガジンを発行して、型どおりに書いたシナリオをセットして、セールスページを書いて。そんな作業を3ヶ月ほどこなして稼げた2万円を持って、僕は地元福岡出て上京した。
ネットビジネスを学んでいた僕であったけど、学べば学ぶほどネットでのビジネスは自分に合わないような気がしていた。今振り返って思うと『ネットビジネスに集まる人』が合わなかったのかもしれない。
そもそもインターネットを使ったビジネスは一方的な発信にマーケティング的な導線を加えて積み上げる作業だ。
飲食業のようないわゆるお客さんありきの商売とはそもそもの考え方が違う。自分のビジネスを中心において、そこに適応できるお客さんをが集まるような仕組みを作る。
この考え方は今の僕のビジネスを作る上で土台となった根幹の考え方でもあるので、ここでの学びは非常に大きなものになっている。
だがネットビジネスは構築する段階で実際に相手が存在するわけではないので、心理学的なアプローチを用いることが非常に多い。
「今だけ!」「あと3日!」「これが最後のチャンス!」と煽りまくる売り方を基礎知識として習うことが僕には少し受け入れ難かった。
「今だけじゃないしずっと売ってるしウソじゃん」と思ってしまった僕はせっかく収益が出たブログを少しずつ書かなくなっていった。
そしてそんな心理効果をちょっと学んで小銭を稼いだくらいで『ネットビジネスは最強のビジネス!なんでサラリーマンなんてやってるの?時代は起業!』なんて言っている人たちとどうも上手くやれなかった。
「すごいのはお前らじゃなくてDVDをつくった人だぞ」とは言わなかったけど、そんな想いが錯綜していた時に僕はブログを辞めてコーチングを売ってみた。結果はいつもnoteを見てくれている人ならご承知の通り。(はじめましての方は色々記事漁ってみてね〜)
対面で熱く語り合った人に数十万円でコーチングが売れる。そんな経験をした僕はその日からタダでさえ更新頻度が下がっていたブログを一切書かなくなった。
ネットビジネスは素晴らしい仕組みだし、たしかに儲かるけど。別に対面で十分に売れるし、相手の顔が見えないのはなんとなく怖い。今の僕には必要ない。そもそもネットビジネスにたかってる奴らが好かん。
そんなこんなで僕はとにかく対面にこだわるライフコーチとして、「コーチは足で稼いでなんぼっしょ!」という感じに仕上がっていった。この勢いは1年半続いた後に反動で一歩も家から出られなくなるような生活をすることになるのだけれど、その話も今日は割愛。
コーチが対面営業するとぶち当たること
「コーチならとにかく対面で営業してなんぼ!バリッバリ稼ぐぜ!」と息巻いて自分のコーチング契約を売りさばいていた僕。
当時の単価は45万円で、8人目のお客さんに『あなたのような人は生理的に無理です』と断られるまでは成約率100%を保っていた。上京した勢いが功を制したのか、飛ぶように売れた。
(ちなみに勢い任せすぎて最初の7件のうち1件はクーリングオフ、2件は一部返金解約、1件は身内になって一緒に働いたあと1年半後に訴えられた みんなはこうならないように気をつけてね 身内から訴えられると心が痛いよ)
当時の僕は自分のキャパシティなどを一切考えておらず、とにかく売上を上げ続けることしか頭になかった。「目の前のチャンスは全部モノにしてやる」と息巻いたその年は、デビューして年が変わるまでの9ヶ月間で600万円分くらい契約を取った。
正直寝る時間も惜しむレベルで働いた。勢いが良かったのは最初だけで、だんだん成約率も下がってきた。最後の方は1件契約を取るのに8件くらいアポイントをしていた。それでも単価が高いので、全然成立したけれど。とにかく苦しかった。
コーチが「よし!売るぞ!」って躍起になると自分のキャパシティの限界を越えてしまう事がある。僕はそうだった。せいぜいコーチが一度に相手にできるのは20人くらいだと思っていて、それは新規のお客さんも当然カウントに入る。
コーチングをやったことのある人には理解してもらえるかもしれないけれど、人の人生に深く入り込むのって凄くエネルギーがいるのね。
だからクライアントを10人抱えている状態で、月に20人も新規でアポイントを入れてしまうとパンクする。その計算が独立したてで若い僕にはできなかった。
今でこそ思うけれど、コーチに限らず独立ってサービスの提供以外にやることが腐るほどある。新しい顧客をどうやって開拓するのか。確定申告はどうするのか。契約周りのコンプライアンスは?クライアントから来たクレームはどう対応する?
やることは本当に山積みである。そして当時の僕はそのほとんどのことについて対応する時間を持っていなかった。わからないことがあっても調べる時間も体力も残っておらず、専門家に丸投げして興味すら持たなかった。今思えば危険な思考になっていたなと思う。
とにかく対面営業はエネルギーを使う。そしてコーチング起業は売上をあげること以外にやるべきことが腐るほどある。とにかく起業は忙しいのだ。
こんなに高単価で売っているはずなのに自分の時間が残っていない。このような状態にはじめて疑問を持ったのは、起業3年目にして貯金が底をつき洗車のアルバイトを始めて、汗だくのツナギで休憩時間に空を眺めている時のことだった。
「このままだとフリーの世界で生き残れない。何かを変えなければ」と考えながら午前中にタクシーを洗車して、午後はアポイントのために街へ向かう。そんな生活を通して今のスタイルは作られていったのである。
今回伝えたかったことと次回予告
今日は僕が3年間の経験を通して『いくら対面で高い単価のセッションが売れてもキリがない』と気づいた時の話をさせてもらいました。
何が伝えたいかというと、コーチングビジネスはコーチングをするだけじゃないんだよって事です。
僕はとにかく自分のコーチングを売りまくりました。そして自分のキャパシティを大きく越えてしまい、反動で動けなくなってしまいました。
もちろんあの時の勢いはあの時にしか出せなかったと思うので、かけだしのコーチは当時の僕のようにとにかく売ってみる事も大事だと思います。
自分でやってみたからこそ痛い目もたくさん見ました。思ってたのと違うな?と感じたこともたくさんありました。その積み重ねで今があります。
ちなみに今はどうなっているかというと、当時のネットビジネス塾で教えてもらった内容を自分のコーチングビジネスに落とし込んで、『煽らないけど見込み顧客さんが増え続ける』という仕組みがうまいこと機能するようになりました。
持ち前の高単価戦略と自分のコーチングのブランド化と仕組み化をこれまたうまいこと組み合わせることができて、自分の時間もゆーったり確保しながらのほほんと暮らしています。
ちなみに今抱えさせてもらっているクライアントさんは5人しかいません。現在8月1日ですが、5月末にクライアントさんを取って以降新規の募集は一切していません。
それでも月に3〜5人ほどの体験セッションのお問い合わせをいただきますが、いずれもお断りさせていただいている現状です。僕の価値を最高に高めたセッションを提供するには今のキャパシティが限界なんです。
人数が変動した時にまた募集するので、その時にご縁がありましたら一緒に組ませていただけると嬉しい限りです。ご理解いただけたらありがたいな。
ちなみにクライアントさんは募集しておりませんが、公式LINEなどでコーチングビジネスについての質問相談はできる範囲で適時楽しくやり取りさせてもらっています。なにかメッセージを送ってみてね。返事したくなるような熱いメッセージを待っています。笑
少し話が脇道にそれましたが、次回は実際に僕が今やっているWeb運用やその元になっている考え方などを『コーチングと仕組み化 後編』としてお送りします。ぜひぜひお楽しみに!
追伸
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