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【ライフコーチ専業で飯が食えるまで④】 初心者コーチ45万円を売る編

連載4回目。「バックエンドサービスを売る」という課題を前に、コーチングを噛ませるアイディアを思いついた僕。 これなら売れるし、売りたいと思う! 今回のお話はそこから始まります。


一連のコラムをまとめたマガジンを作りました!過去の投稿はこちらからどうぞ。


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> やっぱりコーチングだ! <
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池袋北口の交差点で興奮しながらプロデューサーに電話をかけた。 結論だけ書くとコーチングが売れた。45万円で。


資格も持っていない。社会人経験もほとんどない。そんな自分のコーチングが売れた。

電話をかける手が震えるほど興奮していた。

多分このコラムを見てくれている人が一番知りたいのはここだと思う。何をどうしたらコーチングが45万円で売れるんだ?

ぶっちゃけ僕もわかっていなかった。売れた後にも関わらず、「なんで売れたんだろう…?」と自分でも不思議だった。

だから、ありのままやったことを話す。


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僕はまず「売る」と決めた。自分がお金を受け取る。何があってもプロとして責任を持つ。

いざ売ろうと思って初めて感じる『プレッシャー』があった。

これは多分だけど、多くの人は「高く売れたらいいな」と思ってはいても、本気で売ろうとは思ってない。

本気で売ろうとするとわかる。自分がやろうとしていることの責任の重みが。

売れちゃったらどうするの?
本当に責任取れるの?

当時の僕は引き返せないところまで来ていた。彼女に借金して、上京して、あと少しでビジネスが軌道に乗るところ。

ここまで来て「やっぱりやめる」と言う選択肢はなかった。

攻めるのみ。


〜〜


今でも僕は、コーチ起業って「覚悟」が9割だと思ってるんです。

クライアントさんにもそうだし、自分に対してもそう。

一歩も引かない覚悟。 むしろここさえ決まっていれば、極論サービスがなくてもお客さんの方から「買いたいので作ってください」と言われることも珍しくないです。

覚悟の決まり方って人それぞれだと思うんですけど、決まってる人って周りから見てもわかるんですよね。

今では僕も起業のコーチングを提供してるわけなんですけど、覚悟が決まった人にしかサービスは売らないようにしてます。

こればっかりは自分で腹を括るしかないから。 未来はいくらでも一緒に描けるんですけどね。覚悟は1人で決めるしかないですから。


〜〜


話を戻します。

結局僕は何をして45万円のコーチングサービスを売ったのか。

結論、喫茶店で時間を忘れるくらい熱く語り合いました。

語っていたら自然とサービスの話になったので、「あなたに買って欲しい」と言いました。


「喜んで!」と言われて、契約成立。これだけです。

正直、何をどの順番で話したとか、全く覚えてないです。


会ってからまず握手をして、会いにきてくれた事が嬉しすぎてそのままハグして、「なんで会いに来てくれたの?」と聞いて。

そのまま飲み物を注文するのも忘れて話し込みました。

お相手は筋トレブログの読者だったんで、元々僕の文章を読んでくれてたんです。だから話も弾む弾む。

筋トレの話、思想の話。モテの話から恋愛の話にもなったかな。

その後キャリアの話が出てきて、僕はずっとノートを広げてメモを取る。


「これってこういうこと?」
「そうそう!だからそれはあの話にも〜」
「なるほど、この矢印がこっちやんね!」


コーチングでコーチから身につけた「相手の話を可視化して共有する」というスキルをフルに使って、話し込むこと3時間。

「あ、これ、人生をかけて取り組まないといけないヤツだ、今までも何回も繰り返してる…」とお相手。

そこで僕もピン!ときました。

これは長い時間かけていい課題。今後の人生を考えると、コストをかけても今解決しておいた方がいい。

でも本人も気づいている通り1人で解決するのは無理そう。

そして目の前に一緒に課題を見つけた僕。

これは長期のコーチングを提案するタイミングなんじゃないか?! そう思った瞬間手が震えてきました。


手汗がブワッと出て、動揺を隠すためにトイレに立ちます。

個室に入って息をふうっと吐いてから、天井を見ました。

売る。俺は今日売る。プロになる。やる。


〜〜


あとは少し前に書いた通り、金額は45万円で、3ヶ月のコーチングサービスを売りました。

確か10回くらい話すプランにしたと思います。

契約してから1ヶ月は毎週セッション、2ヶ月目からは2週間おきで。内容はこのくらいしか決めませんでした。

お客さんは「これでなおとさんと関われるなら安いです。よろしくお願いします」と言ってくれました。


〜〜


これが僕の初めてのコーチングセールスでした。

専業になるには1本売れるだけじゃ無理なので、次回は「再現性」に触れる回になると思います。

面白かった人はぜひ「いいね」押してね!また書きます。それでは✌️



【noteあとがき】熱意はスキルを超越する


今回こうやってコラムを書きながら、僕自身も起業初期のことを思い出しています。やっぱり思うのが「熱意はスキルを超越する」ということ。

初めてのセールスってただでさえわからないことだらけだし、コーチングの営業に挑戦する人って「別に営業がやりたいわけじゃないんだけどコーチとして食っていきたいしな…」っていうモチベーションでセールスすることが多いと思うんですよね。

だから準備に準備を重ねたいという気持ちはわかるし、「セールスというからには何かしらの正解があって、それを獲得するまでは売っちゃいけない」と思い込んでる人も多いのかなって。

ここまで読んでくれている人はそれが違うんだってことは理解してくれてると思います。結局どんなコーチにも素人時代があるし、「もう自分が売るには熱意を伝えるしかない」って振り切らないと提案なんてできないんですよね。

どうやっていいかわからない、なんてみんな同じで、その中でも「やるコーチ」と「やらないコーチ」がいる。失敗するのは「やるコーチ」なんです。わかってないんですから。

でも「やるコーチ」はいつか成功体験をつかみます。一度感覚を掴めたら、次は少しスマートに売れるようになります。ある程度経験が溜まったら、それを他の人に教えることもできます。

特にコーチの業界はそこに集まる人の構造上「売ることに抵抗がある」という悩みを抱えた人は多いです。ここを攻略できることは、今後のビジネス展望的にも大事なところなんです。

最初は1000円でいい。ただ同じ1000円でも「他のコーチもやっているから」という理由ではなく「自分とクライアントの未来を真剣に考えた上での1000円」を提案して欲しいと思います。

その『熱意』は未来の何百万円、何千万円を連れてくるから。

僕のコラムを読んでくている熱意あるコーチの皆さんには、良きコーチビジネスライフを送って欲しいなあ。心からそう思います😉コラム終わり✌️


お盆ですね。「身体は忙しいけど脳みそは暇」という帰省組のみなさん。お疲れ様です。僕も昨日義実家でボーッとテレビを見ていました。note書きたかった。

そんなあなたのために過去のコラムをまとめたマガジンです。ぜひ✌️


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生き様で経済を回せるライフコーチの育成|起業8年目のライフコーチです。個人向けのセッションサービスを累計2500万円以上売ってきた経験を使って、起業のコーチングをやってます。コーチングの売り方を5万字書いた有料noteを無料で公開中です⬇️

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