コーチビジネスで売上を出すために必要なことを3段階に分けて解説する
コーチビジネスで結果を出す方法はシンプルで、やるべきことを淡々とやることです。
売上を出したいなら売上を出すために必要なことを淡々とやる。お客さんがいないのであればお客さんを作るために必要なことを淡々とやる。SNSやブログを伸ばしたいのであればSNSやブログを伸ばすために必要なことを淡々とやればいいし、単価が低いなら単価を上げるための行動を淡々とやればいい。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にやるとなるとなかなかうまくいかないですよね。
なぜ売上をだすことが難しいのかというと、「自分がやるべきこと」を見極めることが難しいからです。個人でビジネスするの難しさは「自分が今何をやるべきか」という部分を教えてくれる人がいないところにあります。会社には上司がいますから、「お前はここが課題だよ」ということを教えてくれたりします。
もちろん教えてくれたからと言っての指摘が正しいのかどうかはわかりませんし、その上司の考え方と自分の考え方が合わないこともあります。勤めている会社の風土自体が自分に合わなかったり、「本当に自分はここで頑張るべきなのだろうか」と考えてしまうことはありますよね。
そしてその「やるべきだと言われたこと」をやりたいかどうか、実行に移したいかどうかは人それぞれですが、とにかく会社に勤めるという働き方さえしていれば自分の課題は浮き彫りになるわけです。
でも個人でビジネスをするとなると話が変わってきます。自分の何が課題なのかを誰も教えてくれません。だから何に淡々と取り組むべきかがわかりません。そしてどの方向に進んでいいかもわかりません。取り組むべき課題も、進むべき方向も、自分で決めなければいけないのです。ここで多くの人が戸惑ってしまうんですね。
これは僕たちが小中高と学校で習ってきた「先生の言うことを聞いて、周りの空気を読んで、みんなと同じゴールを目指しなさい」という教えと全然違うからです。
学校では勉強ができれば先生に褒められるという明確な基準がありました。その基準にうまく到達できる人のことを『優秀な人』、たどり着けなければ『おちこぼれ』と呼ばれてしまいます。
僕は進学校でスポーツばっかりやってる高校生だったので、いつもテストでは赤点ばかり取っていました。だからよく「スポーツばっかりできればいいと思うなよ」と先生から怒られていたし、同級生からは「お前は本当に馬鹿だなあ」と笑われていました。でも僕は自分のことを馬鹿だとは思っていませんでした。僕のやるべきことはスポーツであり、勉強は「部活に出られなくならない程度にするもの」だと思っていたからです。
現に僕は赤点を取りまくっていましたが、追試で部活に出られなかったことが一度もありません。なぜなら生徒手帳を読みこんで『追試になる条件』を把握して、追試にならないような赤点の取り方を見つけ、計算してコントロールしてやっていたからです。勉強に使う時間があればスポーツの練習をしたかった。
結果として僕は全ての追試を回避して、でも赤点は取り続けて、「馬鹿だなあ」と言われながらきっちりグランドには行っていました。
同じ高校に通った6個下の弟から「にいちゃん数Ⅲ7点だったらしいじゃん、伝説になってるよ」と言われた時は笑いました。「数Ⅲが7点でも追試になってないところを伝説にして欲しいんだけどな」と言っておきましたが、伝わったかどうかはわかりません。
僕がやっているコーチビジネスの話をします。昨日の記事で話した通り、僕のやっているコーチビジネスの売上の方程式は【試行回数(人)×成約率(%)×単価(円)】で決まります。イコールが売上金額です。売上を伸ばしたいと思うのならこの式の数字を最大化する必要があります。
↓前回の記事
コーチビジネスにおける試行回数は『1対1で10分以上話した人』で、成約率とは『何回試行すれば契約できるのか』ということで、単価は『サービスにつける値段』です。このどれかが0の場合、掛け算ですので売上は0になります。
人に出会えていない人はどれだけ単価を高くしても売上は0円、たくさんの人に会っていても成約率が0なら売上は0円。理論上はこの式のことさえ考えていれば、売上を出すと言う行為は達成できるわけです。
僕の肌感では、売上に悩みを抱えている人の80%以上が圧倒的に試行回数が足りません。そもそも人に会っていないので自分の成約率もわからないし、対話で自分が何を提供できるのかもわからない。試行回数が少ないから成約が0、結果として単価について考える機会もなく単価もあってないようなもの、何に悩んでいいかすらわからない。この状態にいる人が80%です。
試行回数が足りていない人の課題と解決方法
そういう人はまず人に会うことから始めないといけないのですが、必ずしも最初は「お客さんを集客しよう」という意識で情報発信を始めなくても大丈夫だと考えています。圧倒的に母数が足りない時に集客にこだわってしまうと、集客は一朝一夕でできるものではありませんから、『自分の実力を知るための実践』が全くできずになんとなく「売れない」「営業怖い」と尻込みしてしまう。
実際には売れないではなく売る機会がない、営業が怖いのではなく営業をやったことがない、なケースが多いです。そんな状況の人に「行動しろ!」と叫んでも意味がありません。そんな状況の人に必要なのは「対話慣れ」です。まずは対話に慣れるところから始めてください。
1人10分でいいから、10人くらいと話してみてください。思ったより喋れない自分に気づくはずなので、全てはそこから。家で1人でうーんと唸って、ブログを書き続けるだけの時間は勿体無いです。
コーチビジネスとは人と話してお金をもらうことです。話すことに慣れていなければいくら人が集まってもサービス提供できません。対話に慣れましょう。戦略を立てるのはその後。
次に多いのが「人と話す機会は多いけれど、お客さんは少ない」というパターンです。このパターンの人は試行回数はじゅうぶんにあって対話にも慣れているのですが、本命になれず成約率が低いパターンです。
人と話す機会は多いけれど、お客さんがいない人の課題と解決方法
このタイプの人は母数を集めることができるので、成約率さえ伸ばせれば大きな売上を出せる可能性があります。この場合の課題の見つけ方は簡単です。せっかく出会ったのにフェードアウトしてしまった人のLINEのトーク履歴を見てみましょう。
アプローチが受け身になっていませんか?きちんと「あなたともっと仲良くなりたい」というメッセージを伝えられていますか?恋愛に例えるなら「連絡先を交換してそのまま放置してないか?」ってことです。デートに誘う。デートしたら次のデートに誘ってみる。やることはそれだけでOKです。
恋愛なら関係値が深まっていけばカップルになる可能性は上がりますよね。コーチとクライアントというパートナーシップでも原則的な部分は恋愛同じです。人と人とが深く繋がることですから。嫌われてもいいのでとにかく攻めるべし。
最後のパターンが「人とも話すしお客さんもいるけれど、売上が少ない」というケースです。このケースはビジネスとして成立しているものの、単価が低いため利益があまり出せていないパターンです。
お客さんはいるけれど、売上が少ない時の課題と解決方法
ここまできたらやることは簡単で、単価を上げるだけでOKです。思い切って値上げしましょう。
値上げは勇気と勢いです。値上げをすることで既存のお客さんが離れてしまうのではないか、と悩んでいる人は多いですが、お客さんの数が半分になっても値段が3倍になれば利益は伸びます。コーチビジネスはどこまで行っても時間を切り売りするモデルなので、お客さんの数が減ることは悪いことではないのです。少ないお客さんで十分な利益が確保できる状態が一番望ましい。
少ない時間で利益を上げ、お金と時間を自分のスキルアップや感覚を研ぎ澄ますことに使い、さらに密度の濃いサービスを提供する。このループに入れことができれば、コーチビジネスで無理なく生計を立てることが可能になるはずです。
いかがだったでしょうか?今回は3つの段階にわけて『やるべきこと』を言語化してみましたが、参考になりましたでしょうか。もちろんビジネスだけが生活の全てではないし、生きていれば他に大変なことなどいくらでもあるだろうし、「そもそもビジネスの売上を伸ばすことよりも取り組むべきことがある」という状態の人もいると思います。
ただ、売上を出そうとして何に取り組めばいいかわからず時間だけが過ぎていく状態はもったいないですから、今年こそは本気で売上を追う年にしたいと思っている人の参考になれば幸いです。以上。ほなまた
【まとめ】
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