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薄情者。

最近少しずつ物事に興味を持つようになってきた。
昔の自分は何か興味を持つことに意味をもてなかった。

過去の自分に一番最善なのは興味をなくすこと。
求めることを止めれば理不尽なストレスから逃れられる。

それ以外からのストレスを耐えれば辛い思いはせずに済むだろうとそういう生き方をしてきた。

実家から出てからそれは少しずつ変わっていったのはわかった。

繋がりの尊さ。

自分の魅力を殺し続けてていたこと。
それがどれだけ損をしていたか。

それまでに身についていたもの。
それは

客観視能力。

自分中心のことは内面だけで考え自問自答。

自分の考え以前に第三者での視点で傍観すること。
その面に関しては長けていたのかも知れない。

故意的な薄情だからこそそれを表へだした時の活き方は想像以上につよいものだ。

普通の人が普通に生きてきて自然に身につくもの。
そう思っていたがそれは普通ではないということが最近わかってきたきがする。

それとともに人生の十代という自分を作る基盤となる時期を賭けた大きな代償と思えば相当なものだと思う。

今はリハビリだと思って生きている。
普通の人間の最低限の人間力と経験、愛情の求め方。
少しづでもいい。幸せと感じる瞬間が増えれば生きる意味になる。

自分を好きになれている今を楽しみたい。
そして薄情者を武器として。

いまをいきる。


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