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RIZIN25 リングMMAの未来

先日の記事にイイねをいただきました。心から御礼申し上げます。
noteは「イイね」じゃなくて「スキ」なんですね。なんだよよせよ照れるじゃねぇかよ。

さて、試合をなんとかtubeで見ることができたのですが多くの人の予想と期待がごちゃ混ぜの中、メインイベントは始まります。
さまざまな方面から感想が出ていますが「判定なら朝倉じゃねぇの?」と言う意見もちらほら。
正直に言いますとこの試合の朝倉選手は印象が最悪に近いと思います。
開幕のローブロー(キックなのにこの言い方なの変えないのかな?)に始まり押し込まれてからのロープグリップも散見されて視聴者として見ていてもストレスのたまる立ち回りでした。リングサイドの係の人から見たらよりそう思ったのではないでしょうか?

ローブローに関しては逆構えが正対するとインローを蹴った際に当たりやすくなるので仕方ない部分はあると思いますが、ロープに関してはテクニックで済ますには目に余るものがあります。

「だってリングでやってんだもん」と言うのはごもっともなんですが、初期PRIDE時代に比べて今のMMAはテイクダウンを避ける技術が大幅に進化しています。基本は脚を相手から遠ざける事なんですが、動きとしては凄いスピードで後退りすると言うものになります。そうなると中央付近からタックルを仕掛けても大きく2、3歩バックステップするとはいロープと言う事態になります。
調べてみたのですがRIZINのリングの広さは公表されておらず、キックボクシングルールがあることから逆算してk-1ミドル級の採用してる6.4m四方あたりかなと言う気がします。
総合やるには狭いんじゃないかなぁ。

話を試合に戻しますと、斎藤選手は適時前に出て押した展開を作ります。朝倉選手も合わせてカウンターを狙うんですが対策の賜物かクリーンヒットはしません。2R以降は斎藤選手がタックルを織り交ぜ何度かテイクダウン寸前まで形を作りますが、朝倉選手は前述のロープ握りで倒されるのを逃れます。
一度ロープ際でテイクダウンがとれそうなところまでこぎ着けますが早めのブレイク指示で無かったことになります。

最終3R残り1分で双方覚悟の殴り合いは見応え充分でした。双方グラつく場面もありながら決め手には届かず「あと一発」をすり抜ける緊張感は良かったですね。

判定の末、斎藤選手が初代フェザー級チャンピオンになりました。「今後の興行どうすんだよ」と言う場外の声もありますがあえて言うなら「朝倉未来が取れなかったベルト」と言う価値が生まれたと言えるんじゃないでしょうか?

ただ一素人の私の感想なんですが、朝倉選手はケージだと勝てないと思うんです。はっきり言って海外で結果は出せないんじゃ無いでしょうか。「倒されない(テイクダウンされない)」のがウリのように言ってますがしっかりとした壁がある場合おそらく立ち続ける事は無理だと感じました。そうなると必然的に寝技の攻防をせざるを得なくなるわけなんですが、この試合を見る限り無傷で抜ける技術は無いように思えます。

リングMMAと言う特殊な環境(海外の大手はケージです)で倒されない男が世界を語るのは面映ゆいなと思いますね。

青木真也氏のこの試合の感想記事も購入して読んだのですが「どっちも世界じゃ無理」と言う評価でしたね。まぁそらそうよ

RIZINが今後もリングでMMAをやる以上、海外でやれる選手が出てくる可能性は低いのかな?という結論に結び付きます。キックルールやめればいいのにね、中途半端だし。

全くの余談になりますが今回のワーストバウトはテコンドーオリンピック代表の江畑選手vs中村選手の試合でした。RIZINが国内最高峰をうたうならやっては行けない試合でしたねw気になる方は公式が試合動画を出すと思うのでそちらでご覧ください。
ひどすぎて目をそらすか笑いが止まらないかはお任せしますw

最後によかったら「スキ」ってしてください

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