RIZIN26 プロの転身
先ほど発表があった大晦日のRIZIN26。
先行発表のあったレスリング銀メダリスト太田忍vs所英夫もなんだかなぁと言う目で見ていたんですが、元プロ野球選手相内誠氏も参戦すると言う話に鼻水が吹き出しました。
かつて柔道金メダリストの石井慧選手がデビューしたときも「やっぱり打撃対応できないじゃん…」と言うデスヨネ感しか湧かない試合がありました。
準備期間は3ヶ月くらいだったかなぁ
太田選手は早くから準備をしているようですが、それでも一年もやってないと思われます。そして今日話題の相内誠氏に関しては準備期間は1ヶ月と少し。
一応経験者の端くれなんで言いますけど、1ヶ月や3ヶ月そこいら練習したところでミットやバッグ叩けるようになる程度です。ましてやまともなディフェンスなんて身に付くわけがない。
太田選手の相手は所選手なので、榊原代表との付き合いも長い関係からほどほどで済ませてくれる可能性はあります。少なくとも打撃でボコボコにしたあとパウンドでグシャグシャにするような悲惨な試合にはしないと思います。プロだから。そしてお互いにアスリートだから。
一方相内氏はまだ相手は発表されてませんが、格闘技参戦に際して表題の画像のようなことを言っています。このコメント相手が見たら再起不能にされる可能性までありますよ。青木真也なら両肩脱臼させてから脚関節でアキレス腱断裂させるくらいやると思います。むしろやってくれ。
いくらプロ野球選手で身体が出来ているとは言え、過去相内氏より成績を残したプロ野球選手が挑戦しボロボロにやられて業界を去っていった事があります。
「身体能力が高い」と言うことと「格闘技がやれる」事は全く結び付きません。習慣として人を殴り蹴り、投げ、極め、倒す事が身に付くにはたくさんの時間と多くの人の協力が必要になります。さらに人前でそれをパフォーマンス出来るレベルになるにはもう一つ上の研鑽が必要になるでしょう。
子供の頃からやり続けた野球でプロにまで登り詰めたのなら、格闘技も同様に登り詰める過程があることに気付くべきです。1ヶ月程度のジムワークでプロのリングで何か出来ると思っているなら、彼が積み上げてきた野球のキャリアもバカにしてる事になります。
いくら身体能力が高くても、1ヶ月ピッチング練習してプロのマウンドで何か出来るのか?と言うのと同質の話です。
こういうくだらないマッチメークを大晦日だからと言ってやってしまうのがRIZINのズレてるところだと思いますね。人の命をなんだと思ってるんでしょうね?
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