RAIZIN25やれんのか!?
発表を聞いて正直「え?やるの?まじで?誰が?」と思ったのが正直なところ。だって11月ですよ?
PRIDE、K-1で育った身としては年1の舞台は大晦日じゃねぇの?と言う感想を抱くわけです、親日の1.4と同じ種類のお祭り時空が大晦日にはあったわけです。
プロレスと異なりMMAや格闘技の試合は疲労だけでは済まないダメージが残る事が多く一ヶ月で再調整と言うのも難しいのが現実。選手は出来れば大晦日にやりたいのが本音じゃないでしょうか?いや一般人の私は大晦日働きたくないですけど選手としてはね?
ファイトマネーが大晦日と変わらないなら11月で良いわと感じてる現実感モリモリの選手も中には居るかもしれませんけどセルフ・プロデュースが金になる昨今、注目度の高い大会を尻目に11月で手を打つ選手は伸び代が心配になります。オールドファンの私はスターを求めているのでその辺気になります。余計なお世話ですけど。
カードの方はやはり朝倉未来が注目されるでしょう。対戦相手の斉藤選手と同席の会見で「相手にならん格下」呼ばわり。このあたり身の処し方がなってますね。自身がヒールポジションであることを知ってるなと言う感じがあります。素晴らしい。
確かにビッグネームのヒールに対して斉藤選手は普通の良い選手なだけなんですよね。ここら辺の準備不足がいかにもRAIZIN的ですね。格闘技の選手はメディア対応も基本的に一人でやるわけで、斉藤選手がシュートのチャンピオンだからと言ってシーザー武志が代わりにマイク持って「コラァ!朝倉てめぇ!」とやるわけには行かないわけです。シーザーさんはこんなこと言わないけど。
真面目に格闘技やってきた青年に急にキャラ付けしろと言うのも酷な話ですが、せめて「スパーやって強くなってる」と、うそぶく朝倉選手に「身内で仲良しスパーやってて強くなってんすか?(笑)」位やり返してほしいものです。
セリフ一つでストーリーが出来たり出来なかったりするのが興行事だと思います。強めのキャラ付けが基本的にワル方面にしか行かないのも国内MMAのダサいところで たまには敬虔なクリスチャンが教会のためにやってるとか、若くして引退した大富豪が戦う姿を子供たちに見せるためにやってるとか言う慈善方向のキャラもほしいものです。前澤社長いっちょやりませんか?
とにもかくにも露出度の問題なのか興行頻度の問題なのか今の格闘技界はストーリーラインが希薄に思えます。内輪では出来上がってるストーリーがあるのかもしれませんがあんまり目立ちませんよね?
先日の那須川vs皇治を越えるストーリーはしばらくは無理なんですかねぇ
全くの私見ですが今回の朝倉選手の参戦はRAIZINからの制裁の面もあるんじゃないかなと邪推してます。看板選手面してる割に今年全く試合してなかった点。大晦日やりたきゃ無傷で勝ってみろと言う挑発にも見えます。
朝倉選手本人はファイトマネー以上の金すでに稼いでるっぽいので大晦日サボる格好の言い訳マッチにしそうな気がします。反逆のカリスマですかね?
価値観の相違なんでしょうけど主催側ほど大晦日に重きをおいてない可能性は高いんじゃないでしょうか?だって金あるしネームバリューも国内No.1だしなんなら他団体いきまひょか?くらいのこと言える立場だし。
11月の試合のメディア展開は思いきって朝倉選手のホームであるYouTubeでライブ配信したら面白いかもしれませんね、まぁRAIZINLIVEあるからやらんだろうけど。