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パーキンソン病におけるすくみ足の臨床

4月から,部署が変更となったり,新入職員が入ってくれたり,子供が進級したり,自身が進学したりと,様々な環境の変化があったかと思います.
皆さん,ちゃんと休めてます?ビール飲む時間取れてます?
僕は安定の7時間睡眠&話題の生ジョッキ缶🍺を入手し,心身ともに健康です(笑)

見学についてもらった中で,A子さん👧は「すくみ足が起こっているのはわかるんだけれど,何が原因なのかが分かりません」と.
問いが良いですよね!


すくみ足に効くリハビリってなんでしょうか?とか,どうしてもHowに行きたくなる場面で,Whyに関する問いが挙がりました.
この”なぜ”を考えられなければ,いつまでも,見切り発車的な介入しかできず,効果検証はできません.

僕が臨床の中で,すくみ足を見る際に,意識している点を,論文ベースのメカニズムを元に説明しました.
”考え方のフレームを持っておく”ことは,評価の無駄を省く,取り漏れを防ぐのに,とても重要です.
逆に,何もなしに評価を行っても,見えないか,見えるのは氷山の一角です.
僕が,すくみ足(On時や薬剤抵抗性)を見るときに重要としているポイントは以下の2つです.

*Off時のすくみ足は血中のドパミン濃度の減少している状況のため,基本的には服薬治療が対象.

簡単に解説していきます.

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