父に突然襲った、コロナにかかった後の病の話

2022年3月15日0時27分、父は、今まさに命のともし灯が消えようとしています。

何か、残すことはできないかと思い、今パソコンに向かっているところです。

父の病状は、複数あって、よく分からないです。今日、担当医師から聞いた話だと、病状は大きく2つあると言っていました。

①肺の機能が50%しか働いていないため、呼吸困難になっている。
②顔が自分の意思に反して、勝手に動いてしまい、痙攣が起きている。

なぜ、こんなことになっているかというと、
もともとは、2022年2月12日に調子が悪くなったところから始まります。

その後、2月14日に、通院している透析の病院で検査を受けたところ、コロナの陽性反応が出ました。

父は、透析歴17年程度で障害者1級、つまり、基礎疾患を持っています。ワクチン接種も2回(3回?)を受けているので、重症化にはならないだろうと、私は思っていました。

実際、発症から5日程度過ぎた、2月18日頃は、症状は落ち着いていて、いままで通りに戻ると思っていました。

しかしです。2月19日から、なんだか様子がおかしくなりました。急に呼吸が出来なくってきたからです。

2月20日の夜中2時頃に、急に父が起き出し、ものすごい咳をずっとしていました。「ゴホン。グゥワー。ハッ。」この状態が、朝までずーっと続いていました。

私は、心配になり、父がトイレから出てくるところを待っていて、出てきたら、手でさすったりしてあげました。この時の父の顔は、憔悴しきっていて、私の顔を見るなり、一瞬「おぅ」といって、そのまま布団に戻っていきました。

今振り返ると、父とリアルに真正面から会話し、身体を触ってあげた、現状の最後です。まだ、頑張っているので、どうなるかは分かりませんが、苦しくならないこと、そしてできるならば回復を望むばかりです。


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