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旅でのインスタ映え卒業
「インスタ映え」は最近よく目にする言葉だ。
最初にインスタを使った時は、まだ2012年。フィルターで加工すると結構良い感じにできるので、自分の写真を残すにはいいなと思っていた。
簡単に投稿できることと、おしゃれな世界観でインスタは順調にユーザーを増やしていった。更に、ライブ配信、一日で消える動画の投稿、クローズドな会話もできるようになり、万能なサービスに成長した。今や、かなりの人が使うサービスだ。
さて自分の話に戻すと、今年、海外旅行した際にインスタは一度も使わなかった。屋上にあるプール、日本にはない様なデザインの建築物、センスの良い内装。これらは絶好のインスタ映えが狙えるが、特に食指は動かなかった。
朝食ブッフェの時、沢山の食材を選ぶのが楽しかった。綺麗にお皿に盛った食べ物を撮って投稿する気にはならなかった。
見て楽しんで、触れてみて楽しんで、匂いを嗅いで感じて、食べてみて美味しい。それで満足だった。
投稿することが目的になり始めると、その場を楽しめないんだよね。
投稿するのが楽しいのではなくて、楽しいから投稿するのが理想。