自分を表現すること
さて、今日は我が家の娘たちの話から、自分を表現することについて、少しお話させてください。
我が家には娘が2人います。長女と次女は、「我が道をいく」タイプ。
特に、踊ること(K-POP!)と歌うことが大好きで、その様子は日常のあちこちで見られます。
たとえば、ダンスをしながら廊下を歩いていたり、リビングに踊りながら入ってきたり。
ダンスをしながら、軽やかにリビングから退場していくことも。
エレベーターを待つ間には、ガラスに映る自分を見ながら、即席ステージのように踊り出すことも。
まるで、常にダンスの練習をしているかのようです。
「見て!この動き、できるようになったよ!」
「上手でしょ?」
と、キラキラした笑顔で私に見せてきます。
とはいえ、ダンスを習っているわけでも、どこかの舞台で発表するわけでもないんですね。
まさに、自己満足の世界。
でも、彼女たちは本当に楽しそうなんです^^
誰かに評価してもらおうとか、見てもらいたいという気持ちではなく、純粋に自分で自分を満足させる力を持っている……と言えるのかもしれません。
私たちは、どうしても周りの目や評価が気になる時がありますし、時には必要な時もあります。
でも、他人の評価や結果って、どうしても移り変わるもの。
時代や状況によって変わるだけでなく、評価する人によっても、受け取り方はさまざま。
ですから、本当に大切なのは、「自分自身がどう感じているか」なのかもしれないな、と娘たちを見ていて改めて思うのです。
自分が心から楽しめているかどうか。そして、「これでいい」と思えるまで努力できたかどうか、行動できたかどうかが、何より大切なのではないでしょうか。
頭の中に描いた未来へのイメージや、心に浮かんだ思いを、形にするために行動してみる。
でも、現実は、思い通りにいかないことの方が多いのかもしれません。
この時の、感情のジレンマといったら……本当に、言葉では言い表せないほどですよね。
そして、その感情とじっくり向き合った時、自分がどう感じるか。
それが、一番大切なことなのだと思います。
私たちは、ともすると自分に対して厳しくなりがちです。
まるで辛口の評論家のように、必要以上に批判的になってしまったり。
そうなると、何かをすること自体が楽しくなくなってしまいます。
頑張っても頑張っても満たされず、進んでも進んでも自分の居場所が見つからない、そんな風に感じてしまうこともあるかもしれません。
表現の形は違えど、子どもたちが「自分を表現する」姿を見ていると、内にあるものを、のびのびと表現できるって、本当に素敵なことだなぁと改めて感じます。
大人になるにつれて、自分の内側にあるものを外に出すことに、どこか照れやためらいを感じて、表現することを諦めてしまうことって、ありますよね。
私自身、こうやってブログやメルマガを書いたりしていますが、やはり今でも時々、ためらいを感じることも。
でも、人は元々、表現できるチカラを持っているんですって。
表現方法は、人それぞれ違うだけなんだと。
それは、言葉かもしれないですし、絵を描いたり、踊ったりすることかもしれません。
手作りのもの、写真やファッション、歌という形をとることもあるでしょう。
表現する方法は、本当にたくさんあります。
そして、その表現するものは、誰かに認められるためではなく、まずは、自分で自分を認めたい、自分自身を喜ばせたいからなのかもしれないな、と思う時があります。
私はこれからも、言葉を通して表現することを、大切に、そして楽しんでいきたいなと思っています。