焦燥さえも焦がせ
将来の夢はなんですか。
って聞かれた時に昔はアスリート、大金持ち、社長、俳優、アイドル、など何にでもなれると思ったし夢はずっと持って大人になるとそうなるものだとおもってた。けど歳をとるごとに本当に叶わないものは明確になったり、自分の限界を理解して決めつけて枠の中で留めてしまう。気がつけば現実味のある夢ばかり、安定した収入がどうだの、楽なものでいいとか。なんなら夢のない人がいっぱいいる。なんとなく自分の能力、限界を決めつけてしまったのかもしれない。僕もその1人だ。好きなものはわかってそれに携わるものがしたい!と思っても好きなものが増えすぎて何が好きかわからなくなったり、それを仕事にするとなると向いてないなと思って夢ではなくなり、将来の想像からも勝手に抹消されてしまっている。自分は今おそらく1番将来を見つめるレールの分岐点に無理やり立たされている。僕は大学3年だが今の生活はかなり生ぬるい生活で、自分を甘やかしまくれるものだ。何を今この人生の夏休みにおいて突然宿題のようなものを突き刺してくるのか。と逆ギレかのような現実逃避ばかりしているうちに将来を考えざるをえない気がしてきた。
自分のことは自分が1番わかってる。
だから何がしたくて何がしたくないか考えるまでもない。人の意見、勧めなどははっきりいらない。そんな頑固な性格だからこそわかってた。今たぶん僕は恋人ができて幸せでそれが続くことを願っているだけ。まだ月日で見たら全然経ってないけどこの数ヶ月は相手のために生きることが自分のためになってた。それに相手のことを考えることだけが唯一未来のことを向き合い、未来に期待できる。今は今で時間が経てば気持ちはわからないと言うのも十分わかる。けど今は今であって自分の今やりたいこと、これからやりたいことはそれが1番わかりやすくてそれがなくなったらたぶん今の自分は屍になって何も求めなくなるし、未来を見なくなる。だから今の幸せを持続する上で1番合うものを仕事をするとなったら探したい。他の人が高みを目指したり、焦りを感じてそれについていくようにゾロゾロと動き始めるのはいいことでもあると思うしそれが今の僕の歳の大学生の正解であるとも思う。自分は今の生活に甘えてて自分を正当化している気もしてる。けど何度考えても今を生きている実感しかしない。だから今の気持ちをそのままずっと未来にも運びたい。抽象的でいい。アホらしくていい。それが今の夢だから。