シュンスケ式プロンプトの極意はとてもカンタンなことだった - Amazon検索QRコード生成サンプル付き
シュンスケ式、で有名なShunsuke Hayashi(林 駿甫)さんのTwitter Spaceが神回だったので紹介します。本人許可済みです。僕も最後に参加してます。
ちなみに「カンタン」とか言ってますが、シンプルで、目から鱗で、かつ、世界一般で言われていることとは違う話でした。Twitter Spacesの内容まとめだと勿体ないので実際に手を動かして、オリジナルの技も加えてお送りします。
「Twitter検索ジェネレーターについて語る会」
詳しくは↑のSpacesを聴いていただきたいのですが(録画が残るそうです)、以下私が理解した、プロンプトエンジニアリングの極意。
・いわゆる論理型でもなく、英語でもなく日本語で
・モデルはGPT3.5でいい
・(楽しいこと、経験、探求したいこと)ChatGPTに訊く
・その結果、目的の結果が得られるプロンプトを探求する
・その結果が得られるプロンプトをChatGPT自身に訊く
細かい話は実プロンプト、実験とともに、最後にまとめます
以下、すごいプロンプトの紹介です。
Twitter検索リンクを生成する
[実行例]Twitter検索リンク生成
乗換案内(動画のみ)
応用してみた!ちょっと頑張ればこれぐらい行けますね
Amazon検索リンク
実際にやってみた。
正しい検索リンクとして動作しないのでAmazonに謝られます。
粘り強くやってみます。
正しく動作するリンクで、調教してみます。
さらに最初のプロンプトを入れて対話してみます。
人間が扱いきれないようなパラメータも出してくる。
リスティングもできる
「そのパラメータはほかにどのようなものがあるの」
もちろん間違いもあります。存在しないブランド名を挙げてくるとか…。
ただ、真面目に聞き続ければ、ちゃんと目的の検索結果にたどり着けますね。
notion連携(動画)
プロンプト本体は公開されていない。
プラグインが公開されたらいろいろできそう。
念のためやってみた。まずはnotionで公開ページを用意して
ChatGPT3.5にて実験。
いろいろやってみたんだけど、URLに含まれる文字「AI」から推論しているみたい…。ページの内部にアクセスできそうな雰囲気はある。
自分もこのあたり、結構やっています。Markdownを使うとChatGPTのUIのまま、表やリンクも表示できるのですよ…!
さらに自分が発見したテクニックですが、QRコードが生成できます。
以上をAmazon検索結果で応用してみますね!
プロンプトエンジニアリングの極意は「楽しむこと」。
・いわゆる論理型でもなく、英語でもなく日本語で
哲学とか帰納法/演繹法/背理法でもなく、です。
・モデルはGPT3.5でいい
これは「速いから」という理由でしたが、確かに試してみるとGPT4の倫理ガードが弱かったり、利点が多いです。
・(楽しいこと、経験、探求したいこと)ChatGPTに訊く
これは私の解釈ですが、「人間がやるべきこと」はここに集約されますね。拙著「AIとコラボして神絵師になる」で書いたことと同じ思いです。
・その結果、目的の結果が得られるプロンプトを探求する
・その結果が得られるプロンプトをChatGPT自身に訊く
コンテキストが完成したらそれを生成するプロンプトをGPTに訊く、という方法は非常に有効です。いずれ意識とか持ち始めるかもしれませんが、まあモデルが固定されているなら大丈夫とは思うけど。
さらにシュンスケさんは言っていた
・これを広めていきたい
・ノーコードと同じノリ
・1回2回であきらめない
・置き換える、言い方を考える
・最終版は英語に変換してもらう
最後に、僕自身も参加して、いくつか質問をしました。
・OpenAIや生成AI業界の速さに振り落とされていく感じだけど、実はそうじゃないよね
・エンジニアってコーディングしないと、って思ってる人多いけど、コーディング環境ってある?
・楽しんでいく姿がよかった
・楽しんでいく(コンヴィヴィアリティ技術)のが大事だよね
ちょうどこの辺で同じこと考えていた…(このTwitterスレッド)
ちょうどさっき書いていたブログ↓
最後は「AIが当たり前になる社会を作りたい、人間がどうなりたいか、個性的に生きるには、人類が争わずに済むには…?」なんて話をしながら終わりました。熱い…!
Shunsuke Hayashi(林 駿甫)さん、ありがとうございました!
みんなも一度聞いて!
告知:ChatGPT選手権LT登壇します
たのしみだよー!みんなきてね
(準備しなきゃ…!)