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昨年の「ともいき」成果をNICOGRAPH2024で発表します

めちゃくちゃ忙しくて、毎日製品作ったりコンテンツ作ったり、ブログ書いたり、技術書典に原稿を書いたりしつつも、学術的な論文も「呼吸するぐらいの感覚で」出せればいいなと思っていたんですが、なんとか、採択されました。来月上旬に東京都市大学で発表の機会をいただきました。執筆に当たりご協力いただいた皆様、ご査読、ご採択いただいた皆様、ありがとうございます。

[P-21] スマートフォン向けメタバースとペイントアプリを使った障がい者向けクリエイティブワークショップの開発:神奈川県2023年度の開発事例

白井暁彦(デジタルハリウッド大学大学院)

本論文はスマートフォン向けメタバースとペイントアプリを活用した障がい者向けクリエイティブワークショップの開発について事例報告する。
「ともいきメタバース」は、神奈川県が「ともに生きる社会かながわ憲章」の実現に向けて、メタバースを活用した共生社会の実現を目指した取り組みである。
2023年に開催された「かながわ“ともいきアート”ワールド」やライブ配信イベントの前段として実施された「ともいきメタバース講習会」の設計、開発、実施を通じて得られた課題と今後の展望について報告する。

スマートフォン向けメタバースとペイントアプリを使った障がい者向けクリエイティブワークショップの開発:神奈川県2023年度の開発事例


それから昨年度のラボの大学院生、AICUのインターンも挑戦して外部発表の機会を得ました。

[P-23] LLMを用いたQoL向上チャットボットにおける実装手法とRAG利用における完全性評価手法の検討

我妻翔(デジタルハリウッド大学大学院),白井暁彦(デジタルハリウッド大学大学院)

規模言語モデル(Large Language Models:LLM)を用いたチャットボットは、従来のルールベースのチャットシステムと比較して、より柔軟なコミュニケーションが可能となった。しかし柔軟性と同時に、クエリとアンサーのコンテキスト破綻、つまり「完全性」という新たな課題を生み出している。この課題に対処するため、Retrieval-Augmented Generation (RAG)などの外部知識を活用する手法が提案されているが、コンテキスト破綻の可能性をゼロにすることは難しい。本稿では、筆者らが開発した「全力肯定彼氏くん」「AI確定申告さん」といった設計・実装手法から、RAG利用における完全性評価手法の検討を共有する。

LLMを用いたQoL向上チャットボットにおける実装手法とRAG利用における完全性評価手法の検討

感慨深い…

発表は11月10日(日)のポスター・インタラクティブセッション2にあたったようです。

以下は、うちのAIが生成した解説文です。


NICOGRAPH 2024 いよいよ開催! CG・マルチメディア分野の最新研究に触れる3日間

1985年から続く歴史あるCGとマルチメディア分野の論文コンテスト、NICOGRAPH!

記念すべき40周年を迎える今年は、 11月8日(金)~10日(日) の3日間、東京都市大学 世田谷キャンパスにて開催されます!

▼ NICOGRAPH 2024 公式サイトはこちら ▼

https://www.art-science.org/nicograph/nico2024/

見どころ満載のプログラム!

  • 豪華な招待講演!

    • 株式会社オー・エル・エム・デジタルの瀬尾 太 氏、安生 健一 氏

    • 慶應義塾大学の藤代 一成 氏

    • 名古屋大学の安田 孝美 氏

    • 山梨大学の茅 暁陽 氏

  • 40周年記念セッション!

    • NICOGRAPHの歴史を振り返り、未来を展望するパネルディスカッション

    • NICOGRAPHゆかりの方々からのビデオレター

  • 多岐にわたる研究発表!

    • 点群、アート・ゲーム・アニメ、可視化・XR、画像・動画像処理、CGなど、幅広い分野の研究発表が目白押し!

  • インタラクティブセッション!

    • ポスター、デモ展示、フルペーパー、ショートペーパーを通して、研究者と直接交流できます!

参加登録受付中!

NICOGRAPH 2024 に参加するには、事前登録が必要です。

参加費:

  • 会員: 15,000円

  • 非会員: 20,000円

  • 学生会員: 4,000円

  • 学生非会員: 6,000円

参加登録締め切り: 11月6日(水)

詳細はこちら: https://www.art-science.org/nicograph/nico2024/#reg

CG・マルチメディア分野の未来を創造する3日間

NICOGRAPH 2024は、最新の研究成果に触れ、研究者同士が交流できる貴重な場です。
ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?








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