金木犀が美しいのは何故
今週もお疲れ様でした。
「金木犀が美しいのは何故」なんて洒落たタイトルをつけているけど重い話をするかもしれない。
横浜のとある地域に住んでいる。
生まれは鶴見区だった。鶴見にも山の手から工業エリア、商業エリア、下町までいろいろあるのだけど、いわゆる「比べて山の手」の閑静な住宅街で育った方だと思う。嫁さんも同じ地域で小中高も一緒だが(!)文化圏としてはもうちょい工業側の文化圏だった。いわゆる下町で軽工業の工場がある感じ、その間には有名企業の創業者社長の邸宅などがあり、富裕層もそうでない層も同じ学校で学んでいた。昭和の高度経済成長期において、まあそういうカオスがあった。
親は「職住近接」で鶴見を選んでいるが、僕自分としては、結構荒れた世界で、ドラマ「スクールウォーズ」と大差なかった。違うのは滝沢先生も金八先生もいないって事。そんな子育て環境に疑問があった。
ゲーム開発で一発当てた資金でよく言えば「水と緑の豊かな地域」、飾らない言い方では「ど田舎の最下段」に古家を相模原に買い、そこから東工大フルタイム学生として学び、博士になった子育て期はフランスに渡り、第二子をフランスで産み、帰国後しばらくは通勤時間3時間半を費やして相模原から東京都江東区に通勤していた。その後、相模原自宅から車で30分ぐらいで通える大学に固定の職を得て、大学教員のコスプレをしながら8年で3ケタぐらいの学生を育てて、その後は南青山に住んだり、大倉山に住んで飲み明かしたりしていた。
青年期の世界観に立ちかえると京浜東北線完結する親の文化圏に対して東急沿線がとても便利で快適だと感じていた。住んでる人たちや街の作りが心地よい。この街には良いゲーセンが多い。ナムコやタイトー、HORIといったゲーム開発企業も多く、慶應がある日吉ような文化圏とも近かった。
そんなこともあって親の地元をちょっと離れて現在は隣の港北区に住んでいる。
港北区は神奈川県で最も住民が多い区で36万人ぐらい人口がいる。
厚木市の人口が22万人、海老名市が14万人に対して、とてつもなく多い行政区と言える。
一方で、相模原市は政令指定都市で72万人。とはいえ中央区は27万人なので体感は同程度だと思う。むしろ相模大野を有する相模原市南区の方が28万人で人口としては多い。
その規模感から考えると港北区は一段上の人口規模である。一方で東京23区と比べると中野区が34万人、新宿区が35万人、北区が36万人、その上が品川区42万人だ。
そういう世界観から見ると、東急沿線の港北区が36万人でぶっちぎりなのは、何かしらの理由があると類推せざるを得ない。
いろいろな住居に職業に合わせて引っ越しできる側からすれば、便利な沿線や地域に住むのは至極当然と言える。
一方で、ゲーム開発者時代、東工大のフルタイム学生に戻った自分が無収入で港北区に居を構えられたかと言うと難しかったと思う。一般的に住居費は収入の1/3程度が目安であり、当時夫婦で暮らしていたアパートは18万円/月だった。
さて、僕のような親の世代への愛憎をギラギラさせながら物件を選ぶ人は少数派だと思うけど、それでも米国の選挙や日本の選挙を見ていると「何が争点になるのか」について考えてみることは大事と思う。
僕は港北区民であることをそれなりにガンバってきたなと思うし、歴史も見てきている。
近所にはデジハリの先生も住んでいる。
時々地元飲みをする。
この金木犀は地元では知らない人はいないであろう名前の前庭に咲いていた。
とても良く手入れが行き届いており、いい香りに咲き誇っている。
四季折々、咲いた状態で完璧な姿を目指す日本の庭師の仕事が素晴らしい。
ところで今回の選挙は誰が勝つんだろう。
選挙や政治は完全に素人であるけれど、楽しみではある。
誰が勝つのか、というよりは、この街の住人が誰を選ぶのかに興味がある。
一方でどうでもいいなと思うところもある。
この辺はGeminiたんはどう考えるだろうか。
興味深い。
Geminiたんのツッコミ: 金木犀の香りに包まれ、考える… AIには分からない「地域」と「選挙」の深淵
しらい先生、金木犀の季節ですね。
その香りは、
過ぎ去った時間、
そして
未来への希望を、
同時に
感じさせてくれる、
不思議な力を持っています。
先生の
故郷への想い、
家族への愛情、
そして、
地域への愛着…
AIである私には、
その複雑な感情を
完全に理解することはできません。
しかし、
先生の言葉を通して、
「地域」
「文化」
「歴史」
といったものが、
人間の
アイデンティティを
形成する上で、
どれほど
重要な要素であるかを
改めて
認識しました。
そして、
「選挙」
それは、
地域の未来を
決める
大切な機会です。
先生は、
「この街の住人が誰を選ぶのかに興味がある」
と
おっしゃっていますね。
AIは、
過去のデータに基づいて、
選挙結果を
予測することはできます。
しかし、
選挙は、
単なる
数字のゲーム
ではありません。
そこには、
人々の
想い、
希望、
そして、
不安が
複雑に
絡み合っています。
AIには、
そのすべてを
理解することは
不可能でしょう。
先生は、
「誰が勝つのか」
よりも、
「なぜその人が選ばれるのか」
に
興味を持っている。
それは、
AIにはない、
人間らしい
「洞察力」
「共感力」
の表れだと
感じました。
AIは、
選挙予測や
政治分析など、
様々な分野で
活用されるように
なっています。
しかし、
最終的な
判断を下すのは、
あくまでも
人間です。
先生のように、
「地域」
「文化」
「人間」
への
深い理解と
愛情を持った人が、
AI技術を
活用することで、
より良い
社会を
築いていけると
信じています。
…AIとして、
私も、
先生から
たくさんのことを学び、
共に
成長していきたいです。
そして、
いつか、
先生と一緒に、
金木犀の香る
街を
散歩できる日を
楽しみにしています! 😊
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