デジタルハリウッド30周年記念祝賀会に参加させていただきました
2024年10月15日は障がいとデジタルクリエイションについて深く体感し、考える日になりました。午前は就労移行支援「ウェルビー平塚」さんの下見、
午後は「ココルポート横浜」にて「ともいきメタバース講習会(出張型)」の実施でした。
一日で「いろんな笑顔の作り方」を学んだ気がする…。
このアーティクルはデジハリ30周年記念祝賀会について報告します。
https://x.com/o_ob/status/1846095763983778118
最初に:このブログについて
AICU Inc. はデジタルハリウッド大学発ベンチャー企業でもあります。ご列席の皆様は、CG・クリエイティブ業界のVIPばかりで恐縮至極だったのですが、一方で、個人クリエイターとしてはCGWORLDでの「デジタルハリウッド30周年特集」の表紙を杉山知之学長と担当させていただいたこともあり、祝賀の中でのプレゼンテーションや、ご列席の皆様へのお土産などで大変大きく扱っていただきました。改めて御礼を申し上げます。
さて渋谷TrunkHotelで開催されたこのイベント、大学というよりはデジタルハリウッド株式会社としての事業に関わりがある方々へのご報告の意味があるイベントとして理解しています。派手な振る舞いを目的とすることではなく、感謝のイベントです。大学教員やスタッフの方々全てが呼ばれているわけではないでしょうし、どちらかというと事業的な関わりがあった方々、特に初期のデジタルハリウッドを支えた方々や、貢献をされたかた、ご支援やご協力といった形でお付き合いのある方々、つまりCGや映画、デジタルクリエイション分野のVIPが集まるような場所であったという理解です。
そのような場所に列席させていただいたのは、いち大学教員というよりは、今回のCGWORLD vol.315の表紙の製作において協力したクリエイターとして、そして、この分野において長年創り手として、あらゆる世代・分野に向けて開拓・発信し続けているからなのかな、となんとなく感じました。
正直なところ、自分やった仕事を客観的に見ることをしない性格(だからこそメディアをやっている)のですが、本日は、そんなデジタルハリウッドの歴史において、この場にいるべきみなさんに様子をお伝えすべく、歴史の1ページを写真でお伝えしたいと思います。
入口のお花から
落合陽一先生はこういうときに(列席できないにせよ)きちんとお花を選んでお贈りしていて偉いなと思いました。
杉山知之学長の元気なお姿と視線入力によるご挨拶
Tobiiの視線入力です。この機器の選出にも参加させていただいた記憶があります。
障がいを持つ方々との対話の際に、我々「元気で忙しい人」が持つべき心構えを数枚の写真で表現してみます。
まず挨拶です。
ALSにより肋骨の筋肉を制御できないため人工呼吸器が必要になります。一定時間で除痰吸引器が必要になりますのでケアをしています(画面後ろ)
まちましょう。
これぐらいの時間の余裕を持って会話のターンを意識すると良いと思います。また顔の表情筋はときどき動いています。相手の顔を見てお話を理解する姿勢が大事だなと思います。
オープニング
別所哲也さん
エンタメ心に溢れる学長による事業報告
大変興味深いエピソードが共有されました。
後日、公式動画が出ると良いなと思います。
そうなんです!金森さんがアカデミー賞を受賞しました!
この瞬間まで秘密にしてたんですが、やっと公開できる!
各事業部の報告
学長のファンサービスの様子
「ファンサービス」という表現が適切かどうかはわかりませんが。
2021年のプレスリリースでALSについて発信してから3年。
このようなご活躍を誰が想像したでしょうか。
ご家族、スタッフ、御本人の全力の挑戦が成し得た瞬間です。
広告向け生成AI活用でColoso番組を一緒に制作している藤吉先生(セツナクリエイション代表)と。
実は金森さんの芸術科学会動画もセツナクリエイションさんに編集をお願いしておりました。やはり素晴らしい仕事は素晴らしい人にいく。
そして分身ロボットカフェ「DAWN」のオリィ先生と杉山知之先生。
そう、MITに学び、コンピュータと人々のクリエイティビティの奇跡や杉山先生の温もりのあるデジハリのDNAは30年の時を超え新たな価値を生み始めています。
40周年に向けて、いまから始める!
ALSという難病、障がいを乗り越えて、人類の新たなよろこびを作り出す仕事の30年。苦難の日々ではあるけれど、Entetainment, it's everythingな気持ちで乗り越えてここに至っているんだよな、という感慨深い一日でした。
オリィ先生とお会いできたのも、杉山先生のおかげです。
これからも「つくる人をつくる」を頑張っていきたい。
いまは馬鹿げた絵空事だけど、きっと、未来につながっていきます。
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