SlidesGPTによって人類はパワポ生成から解放されるのか。
もはやタイトルを入れただけで企画書スライドが完成してしまう時代きた。
スライド作成はホワイトカラー社畜の基本業務
…かどうかはわかりませんが、なんだかおもしろそうなサービス「SlidesGPT」が視界に入ったので苦し紛れに使ってみました。
これがなかなか素晴らしいので紹介します。
「VTech Challenge 2023」という架空のイベントの企画書を作らせてみました。"企画書"とか書いていません、本当にタイトルを入れただけ。
ユニークなリンクが生成されます↓
https://slidesgpt.com/l/Gd6q
上記のURLでシェアできるだけでなく、PowerPointやGoogle Slides形式で保存もできる。
スライド生成って、昔から「HTML Slidy」や「reveal.js」に代表されるように、JavaScript系と相性いいよな…しかも推論AIは構造的なスライド作成にも向いているよな…とおもってはいたのですが、意外とスルッと快適に動いていて素晴らしい…。
中身も、企画書としてたたき台にするにはちょうど良い感じだと思います。
チャレンジの審査基準なんかも作ってくれている。
Microsoft PowerPointのウィザードを初めてみた時のような感覚。
もうね、人間が考えなきゃいけないことだけにしようよ、という感じ。
絵的なものはスライドのテンプレートを置き換えればいいわけですからね。
個人の開発みたいなのですが、一度遊んでみてほしいです。
作者TomさんのTwitterはこちら
SlidesGPTによって人類はパワポ生成から解放されるのか。
こんなタイトルをつけてしまったのですが、どうなんでしょうね。
このスライドはプレゼンテーションの基本だけでなく、コンテストのテンプレートのようなものまで生成してきたという意味では驚きです。
これによって人間がやるべき作業はかなり減る、特に人間の心が動くようなプレゼンテーションができるかどうかではなく、その「たたき台でいいんだよ、ただき台で」という、「叩かれ役」を何の感情も込めずに作れることが素晴らしい。
しかも実装上も、Google SlidesやPowerPointを使ってくれればいいので、リソースを膨らませたり、会社のセキュリティに依存する話をしなくていいのもいい。
電車の中でスマホだけでどうにか!講演の!準備をせねばならん!!!
といったときにもいいかもしれない。
スマホでも問題なく使えます。
やっぱり個人のこういう開発が魅力だよなあ、Stable Diffusion以降の生成AIは・・・。
唐突におしらせ1
"VTechChallenge"は実在のイベントです。
近いうちに2023年の参加者募集をします。
唐突におしらせ2
イベント告知
2023/3/12にこちらの「AIアートグランプリ」の最終審査会(2023年3月12日(日)15時から)に出演させていただくことになりました。
日本を代表するCG研究者・メディアアーティストの河口洋一郎先生をはじめ、著名な作家さんたちが審査員をつとめており数百の作品があつまっているようです。今回はプロンプトの改善については扱いませんでしたが、みんなを驚かせるようなプロンプトや作品のヒントが見つかるかもしれませんね。
AIアートグランプリWeb
https://www.aiartgrandprix.com/
配信URL
https://www.youtube.com/watch?v=YDEYbxe0ekM
AI神絵師本もよろしくお願いします
追記: 作者のTomさんから返信が来た
追記: 日本語でのスライド生成にも成功した
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