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ジョイコンが壊れたら「自分で直そう」ゲーム機の修理からはじめる #STEAM教育 のススメ

「Nintendo SwitchのJoy-Con (R) 調子悪いけど Nintendo Store では品切れ中。転売ヤーからは絶対買いたくないしなぁ…」という知人パパのつぶやきがありました。確かに半導体不足に加えてスプラトゥーン3の発売の影響もあってジョイコンは品切れが続いています。

まずお勧めすべきは公式修理。

片側で2,200円です。1週間強ぐらいゲーム断ちできるならいい選択。

実は最近では公式修理に加えて保証サービスができています

うちのジョイコンですが、スプラトゥーンばかりやっていると
特に親指のサムスティックの軸がよく壊れると思います。
品薄だし、修理も時間かかりそうだし…!という場合、
自分で修理する場合の修理キットはこちらです

うちの中二でもやれました。
(証拠写真。手伝っていません)

特殊なドライバーが必要ですがキットには含まれています。
また小さい部品が多いので、かならずネジなどを回収して工具箱やテープの上に貼り付けつつ、写真を撮りながら進めることをお勧めします。
オレンジ色のフレキケーブルの差し込みや抜くときのピンなどがありますので、ルーペのようなものや、スマホの拡大撮影などが役に立ちます。
なお分解よりも組み立てのほうが難しいです。
ですがゴミにするぐらいならいい勉強になります。
分解して壊れた場合は修理の対象にはならないと思います、自己責任で!

なお加速度センサーについては壊れたことがないので
こちら「iFixIt」という分解修理情報サイトをお勧めしておきます


ところで
「子供を技術者に育てたい」という親御さんから時々相談を受けます。
『ゲームばっかりやっている』みたいな嘆きが聞こえてきますが、思うにゲーム機もSTEM教育やSTEAM教育には効果あるはずなんですよね…。

STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 さらにArts(リベラル・アーツ)を統合する教育手法

Wikipedia 「STEAM教育」

STEAMのArtsは「術」と訳すこともできます。
工学技術、美術、芸術、分解術などなど…スキルそのものだけではなく、そのスキルを使った表現までが含まれるような語ですね。

特に分解や修理や電子回路や構造設計、エルゴノミクスについて非常に勉強になります。完成したゲームを遊んでいるだけでは絶対に見えてこない世界が見えてきます。もちろんUnityやBlenderを勉強することでゲームソフトを自分で作ることもできますが、ハードウェアに興味を持つのは良い入口になりますね。

そういえば自分はSTEMの世界に生きながらもSTEAMの人間ですね。
むかし書いた書籍も紹介しておきますね!
「WiiRemoteプログラミング」

以上、STEAM教育ネタでした。
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