写真日記📷2024年5月
5月1日
ホームセンターで買った、大葉とパセリの苗を植え替えた。
ミントもあるけど、鉢と土が足りないのでまた後日。
去年から始めてみたガーデニング。
色んな植物の死を見届けてた無念と、無事に逞しく生き残っている植物の生命力に感謝する気持ちが育まれた1年だった。
土と緑の香りに癒される。
今年は香りが良いハーブを植えてみたいな。
5月3日〜6日
5月の大型連休は、初日に登山をした疲れをリカバリーし、写真を現像して記事を書きながらゴロゴロしてたら、終わった。
何かをしても、何もしなくても、「いいゴールデンウィークだった」と毎年思ってる気がする。
めでたい性格である。
5月8日
すごい料理を発明した。
簡単で、おいしくて、たんぱく質も摂れる。
名付けて、かまぼこんぶうどん。
5月21日
先日は母の日だったので、アフタヌーンティーに招待した。
一応他のレストランも候補に挙げたんだけど、母が「アフタヌーンティー」と言った。
アフタヌーンティーといえば、北浜レトロ。
北浜レトロといえば、アフタヌーンティー。
店内の階段で長い順番待ちをしている時、母は言った。
「アフタヌーンティーなんかいらん」
私は戸惑った。
ここは、アフタヌーンティーの店なのだが、、?
お値段が3400円なので、遠慮しているのだろう。
一切気にしなくていいことを伝えたが、
「いらん。小麦粉と砂糖やん」
と原材料を言ってしまった。
私はアフタヌーンティーしかないと頑なに思い込んでいたので、混乱した。
しかし、小麦粉と砂糖の塊かと思うと、私の選択も揺らいできた。
そして我々がオーダーしたのは‥
サンドウィッチセット!
これがもう、めちゃくちゃ美味しかった。
パンはフワフワで、野菜はシャキシャキで、肉はジューシー。
食パン一斤分か?ってくらいのボリュームに、一生分のサンドイッチを堪能したような満足感。
数ある中から選んだ紅茶も、香り高くてとても美味。
周りの人々が優雅にアフタヌーンティーを嗜んでいる中、我々親子は大口を開けて、バリバリとサンドウィッチを頬張っているのが面白かった。
パンと野菜と肉で満腹になった後に「セットのデザートです」と言われたのは、とても驚いた。
もう食べれません!と思ったけど、食べれてしまった。
小麦粉と砂糖も、やはり美味しかった。
サンドウィッチセットは、1900円。
めっちゃくちゃコスパ良い。
北浜レトロといえば、サンドウィッチ。
サンドウィッチといえば、北浜レトロ。
その後は、中之島バラ園へ。
今がちょうど見頃だったようで、とても綺麗だった。
そして京阪電車に乗り、京都国立博物館で雪舟伝説展を見た。
あの水墨画で有名な雪舟の原画のみでなく、雪舟を推してリスペクトする弟子や、雪舟に影響を受けまくった後世の絵師たちの作品も数多く展示されていて、かなり見応えがあった。
雪舟が書いた富士山と、雪舟推しの絵師たちが書いた富士山を見比べて、「どの富士山を、誰が書いたでしょうか?」というのをヒントをもとに当てていくワークショップが、かなり良かった。
私は普通に雪舟が書いた富士山を間違えて、何を見てきたんやと、母に呆れられた。
京都国立博物館は、美しかった。
建築のことはよく分からないけど、思わず写真を撮りたくなる建物や眺望が見事だった。
その後は三十三間堂を拝観し、七条から四条まで、鴨川沿いを歩いた。
西日に照らされキラキラ輝く水面が綺麗だった。
林万昌堂で甘栗を買った。
京都にくると、必ず買ってる。
阪急電車で梅田に帰り、夜は焼き鳥を食べた。
この日は帰るのが少し寂しかった。
母といると純粋な娘に戻れるので、1日が終わるのが切なかった。
5月23日
noteとメルカリが企画しているコンテスト「メルカリで見つけたもの」に参加した。
コンテストに参加してみようと思ったのは、人生で初めてのことだった。
それまでの私は、色んなことを夢見て、ひたすら憧れて、叶えることなく、終わらせることがほとんどだった。
挑戦する勇気も、最後まで成し遂げる体力も、玉砕した後に立ち直るための強さも、自信もなかった。
ただ遠くからぽやぽやと妄想するだけで、満足したつもりになることが得意だった。
そんな今までの自分に、静かに怒りが湧いていることに気づいた。
悔しい。
なんか知らんけど、ずっと、ずっと、悔しい。
今回のコンテストに参加できたことは、そんな自分を打破する一歩になったと思う。
5月31日
今月は、お金をあまり使わなかった。
余った月の予算は無理に使わず、翌月に繰り越せば良い。
でもなんだか、自分に使ってやらなければ思った。
最近、過去の自分に怒ったり、今の自分もイマイチすぎるなと、落ち込んだりしていた。
着実に成長している部分もあるのに、遠い理想ばかりを追い求めている。
ある時点の自分からみたら十分満足な場所にいるのに、今手元にないものばかりを数えてしまう。
欲望にはキリがない。
あんたは、ほんとよく頑張ってるよ。
パフェでも食べよう。
とか言って、先月も同じパフェ食べとったやないか!!!
まぁええか。
私は私から、逃げられないのだ。
来月も、仲良くやっていこうぜ。