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心理相談室O-Live便り『カウンセリングって何を話すの?』

こんにちは、心理相談室O-Liveです。
O-Liveと書いて(オーライブ)と読みます。
O-Liveは困りごとや悩んでいることについて、心理の専門家に相談できる相談室です。福岡市中央区六本松にて対面カウンセリングや心理検査、全国どこからでもオンラインカウンセリングを受けることができます。
また、教職員やフリースクール、放デイなど、広く対人援助に関わる方々のコンサルテーションも行っております。

↓詳しくは下記のHPをご覧ください↓
※HPが完全リニューアルされました!


ここ数日は雨が酷く、晴れたかと思うと猛暑。
体も心もついていかなくて当然ですね。
ここ数年、毎年のように災害級の暑さだと報道されているのですが、暑さの話になると『我慢』とか『気合いが足りない』というような根性論が未だに持ち出されている気がします。

災害級と呼ばれることの意味、そして命を守ることの大切さについて、いまいちど身近な人と話をする機会を持っていただきたいなと思います。
また報道こそ、そこまでされていませんが、各種感染症も流行っていますので、あわせてお気をつけください。

さて、本日のテーマは『カウンセリングって何を話すの?』ということについてです。
以前に比べ、カウンセリング自体が浸透してきた感じはありますが、実際に何を話したらいいのか、どこまで話してよいものかと迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、カウンセリングで話したらダメなことというものはほぼないと思っていただいて構いません。話したいことは、困りごとはもちろん、それ以外でも何でもよくて、例えば好きな映画や推しについて話すのもOKです。また、何か聞いてくれないと話せないというときには、カウンセラーにその旨をお伝えください。

一見すると雑談のように感じる中にも、大事な要素が含まれているということは往々にしてあります。むしろ、そちらの方が大事だったということも少なくありません。カウンセリングの中には、困りごとの話はほとんどしていないのに、いつのまにか大丈夫になっていた、という症例もあるくらいです。

またデリケートな話題を扱う際には「お話できる範囲で構いません」と前置きしてお聞きすることもあります。相談される方にとって、話したいこと・話せることこそが大事なのであり、同じように話したくないことを無理に聞かないのも大事なことだと考えています。

時々、関係者の方から『聞き出してほしい』と言われることもありますが、カウンセリングを行う上で、聞き出すという行為は行なっておりません。
万が一、聞き出してほしい内容を相談者様からお聞きしたとしても、それを勝手に共有することもありませんので、ご安心ください。

相談にはきたものの、何も話したい気分ではない時もあるかと思います。
そういうときは、何も話したくないと伝えていただいてもいいですし、沈黙のままでも構いません。もしかしたらカウンセラーは、何か聞こうとするかもしれませんし、そのまま一緒にその場にいるかもしれませんが、どちらにしても意味のあることなので、あるがままに過ごしていただければと思います。


人は生まれてから亡くなるまでの間、心身ともにさまざまな変化が訪れます。ときには心と体のバランスが一時的に崩れ、不安定になる場合もあります。その際に適切な支援を受けられることで、再び安定した状態を取り戻します。こういった過程を繰り返しながら、人は一生涯、成長・発達していきます。O-Live(オーライブ)では、このような「生涯発達」の考え方をもとに、カウンセリング、心理検査を行っています。

心理相談室O-Liveの理念

困りごとや不安がある方だけでなく、ご家族など、自身以外のご相談も可能です。相談は完全予約制で、オンライン・対面の2種類からお選びいただけますので、ご自身にあった方法でご相談ください。

また、各種心理検査も実施しております。
自費での実施になるため、医療機関や行政機関での実施に比べると割高に感じるかもしれませんが、
・ほとんどお待たせせずに実施できること
・丁寧に結果を説明し、ご自身の状態や特性について理解を深めること
・結果を各種機関と連携すること

ができます。

お問い合わせ・相談予約はHPもしくは公式LINEからがスムーズです。
公式LINEでは、友達追加のタイミングと、毎月1日に期間限定の割引クーポンを発行しているため、相談される際にはぜひご利用ください。

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臨床心理士・公認心理師
有馬 佐知江





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