定期巡回の責任者になった話
こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!
今回のテーマは「定期巡回」と「責任者」です。
実は1月1日付けで転職していたんですね!!
今回は、どこの事業所で、定期巡回とはどんな仕事なのかを書いていこうと思います。
それでは第230弾です、よろしくお願いします。
合同株式会社リハビリコンパスという会社
確か、いつぞやの記事でも書きましたが僕は「リハビリコンパス」という会社に勤めています。
もともとは特養に勤める傍ら在宅介護を学びたくて始めたダブルワークですが、これが本当に面白かった。
名前の通り「訪問リハビリ」がもともとメインで、更に訪問介護がしっかり黒字を出せていたり、職員の平均年齢が30代だったり、なんだか評判はいい感じの所らしかったんです。
僕はそこで「定期巡回・随時対応型訪問介護・看護」というものに関わっていく事になるんですね。
そんな中、僕がどうしてこの会社を選んだかには理由があります。
まずこのリハビリコンパス、会社の理念が「在宅生活での限界点を上げる」ということ。
更に社長のフットワークの軽さ。
「会社の利益になる事なら何をしても良いよ」とのこと。
副業ももちろんOK、と。
おそらくですが、うちの社長の脳内には羽毛布団の中身でも詰まってるんでしょう。もちろん良い意味で。
そんな社長の理念のもと地域に根差した会社だったからこそ、このリハビリコンパスで働いてみようと思ったんでしょうね。
定期巡回という新しい訪問介護の形
皆さんは「定期巡回」という名前を聞いたことがありますか?
実はこの仕組み自体平成24年に出来たばかりで、取り組めている事業所というのは中々少ないんですね。
しかし、本当はこの定期巡回は国から最も求められている介護サービスの一つなんです。
現在、在宅生活を24時間支える仕組みが不足しているのですが、この定期巡回は、その性質上「夜間の対応」もあるんです。
ここが、他の事業所が中々参入してこない理由なんです。
人員配置、突発的な訪問、随時の発生に対応出来るか、などが不安材料で参入してこないところが多いようですね。
しかし僕は逆に思うのは、施設などの入所系は24時間のサービスがあるのに、なぜ在宅になった途端24時間支えてくれないのか?
という事。
もちろん夜中に人をたたき起こして呼びたいわけではありませんが、何かあった時に助けてくれる誰かがいないと、安心して在宅生活なんて送れなく無いですか?
施設は限界だ、在宅で…という割には、在宅生活の不安をぬぐってくれるサービスって全然ないですよね。
もし僕たちが、体に障害があって体が動かず一人でトイレに行けないとする。
しかしICTなんかを活用し在宅生活をしているとしても、排泄だけはどうにもならない。
普段はオムツに排尿しているが、どうも排便だけは…
自宅で暮らしたい、便意もある、でもそんな予測なんて出来ない便意の為に訪問介護のスケジュールは組めない…
そんな時に、助けてくれる誰かがいたら…と思いませんか?
助けてくれる誰かがいなければ、この人はオムツに排便するか、施設のような24時間体制の所に入所しなければいけない。
何だか、そんなのあんまりですよね。
もしくは、夜中にオムツの中に排便がもし出てしまったら、今までは朝の訪問まで我慢していたんですよね
それ、僕たちなら地獄じゃありませんか?
そんな時、夜間も対応出来れば解決出来るんです。
そうやって、本当に在宅での生活を支えることに特化したサービス。
それが定期巡回・随時対応型訪問介護看護というサービスだと思っています。
そんな定期巡回の責任者になったよ
リハビリコンパスの定期巡回は、2拠点あります。
1つは杉戸町。
こちらは既にスタートして2年ほど?経つらしいです。
経営的には順調らしいですが、いかんせん手探りで色々進めていたらしくまだ試行錯誤中とのこと。
ちなみにここで非常勤としてお世話になっていました。
2つ目は春日部市。
僕が責任者として勤めることになったのはここ。
もともと訪問介護がブイブイ言わせていた地域で、ここに定期巡回を流行らせお年寄りたちのインフラ的存在にするのが僕のミッション。
お客さんもまだ数人程度、職員も訪問介護から借りている状態なんです。
さて、まだ何の実績も無い僕がこの春日部の地で定期巡回を成功させることができるのでしょうか!?
課題は山積みです。
人員確保、お客さんの確保、仕組みの構築、配置…
僕たちが定期巡回の「ひな形」となれるように、せいぜい本気で足掻いてみようと思います。
今後とも、温かい目で見守っていただければと思います。
それでは2021年もよろしくお願いいたします!!
未来を創る介護福祉士 大西