#51 性格はそっくりでも、生き方は真逆なフィンランド人と日本人
フィンランド人と日本人って似ているとこ多いのに、まるで人生違うらしい。
いま海外インターン先でフィンランド教育に携わっているのですが、そのグループで面白い記事を見つけたと、ナレッジシェアされたので、今日はそれを共有します!
似てるとこ
基本的に、「性格」が似ています。
①どちらの国も、控え目でシャイな性格の人が多いです。
②また、他人のことを配慮して行動することができる
ここら辺は似ています。
違うとこ
「集団 or 個」
日本: 集団を意識
フィンランド: 個人ベースでものごとを考える
要因
なぜ個人ベースで考えられるのか。
そのネット記事の筆者が言うには、社会的な文化が違うといっていました。
総じていうと、「なんでもあり」。個人が尊重される文化らしいです。
例えば、①教育の評価制度、②キャリア形成、③その他(結婚、起業)
①教育の評価制度
フィンランドでは、個人の成績は公表されません。ですので、だれも順位知らないですし、誰かと比較し、劣等感を感じること必然的にないです。
②キャリア形成
フィンランド人は年齢が関係なく学校に入れます。30歳でも大学生になったり、40歳でも修士をとったりする人が日本よりもはるかに多いです。
学費がかからないので、仕事を辞めていったん学校に戻って新しい技能を身に着けることにハードルはかなり下がります。
また、無職になってもある程度の暮らしが担保される補助も充実しています。
さらに、就活、新卒、中途採用という概念も存在しないみたいです。
28歳からインターンシップやフールタイムの仕事につき、5年後に修士や博士課程をとりたければ仕事を辞めて卒業してから採取職をしても年齢には影響されません。
就職を20歳にしても、25歳にしても30歳にしても、能力がその職が求めるレベルに達してれば年は特に関係ないようです
③その他
起業や婚姻関係もとても自由です。
起業に関しては、日本の割合の3倍だそうです。「企業に就職」という道は。フィンランドでは”一つの道に過ぎない”ということみたいです。
婚姻関係も自由で、事実婚も同性婚も認められてるようです。
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フィンランドでは、「個人が尊重される社会」が実現されやすい制度が充実しているからこそ、日本と似ているようで、似ていないという現状なのかなと思います。
ではまた明日✋
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