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ビジネスマネジャー #14
上司のマネジメント
これまで部下をマネジメントするにあたって、コミュニケーションをはじめ、動機づけ、リーダーシップについて書いてきました。
今回、上司に対してのコミュニケーション、マネジメントにしかたについて書きますが、基本的には部下との接し方と同じです。
ある日のこと。勤務先において、親会社より転属となった新任の社長が就任した翌月。自動車メーカーの商社が開催する研修会が控えていました。各社のトップクラスが集います。
しかし、当日まで2週間もありません。そんな状況下で、新任の社長に出席していただくために、以下の2つを行いました。
・率先して挨拶をする
・すれ違いの際に雑談をする
そして研修会当日、社長のカバン持ちとして、研修会に出席することができたのです。なお、社長との雑談内容は、以下のとおりです。
・社長の会社目標
・社長の好みや趣味
・社長の強みと弱み
・社員に対するニーズ
・社長のワークスタイル
・社長の主な情報入手先
・社長のプレッシャーはどこから
・社内外との対立を好むか、嫌うか
一気にあれこれ聞き出したわけではなく、普段の雑談と変わらないよう意識しています。
会議中においても、単純明快な意見を述べることにより、会議における生産性の低減防止に努めました。決まりそうな方向性や結論を予測し、導かれる結論をいくつか考えておくのです。自分なりの結論を、根回ししておくことも有効です。
このように、絶えず情報を提供し、ワークスタイルを合わせていき、上司のニーズに応え、繰り返し行うことで信頼を得ていくのです。
ただし、これを過剰にやってしまうと、上司に依存する方向に陥ってしまいますので、気を付けてください。
一大事の際は、恐れず迅速な報告を行いましょう。できるだけ、対応策まで講じるように心がけてください。