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「クリエコネクト」街に出るフリーライターの動き方 vol.1


「クリエコネクトー地域クリエイターの視点ー」始動!

2024年7月。

地域で活躍するクリエイターを毎回ゲストに招き、 どの様な視点で仕事をしているのか、事例を元に聞いていく番組が、フリージャーナリストの堀潤さんが開く市民発信型メディア「8bitNews」でスタートしました。

MCは岡山のコミュニケーションデザイナー「さだっち」が勤めます。

毎月第三木曜夜に岡山市表町にある「瀬戸内グローバルスタジオ」から生配信!アーカイブ動画も残します。

▼動画版はこちら


地域で活動するクリエイターの視点を深ぼる

皆さんこんにちは。始まりました。クリエコネクト地域クリエイターの視点初回生放送です。よろしくお願いします。

(番組ディレクター三島)
はい、始まりましたね。ついに。
早速なんですけれども自己紹介の方お願いしてもいいでしょうか。

岡山でデザインの仕事をしております、さだっちこと杉原と申します。
よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。さだっちさんは岡山でフリーランスのデザイナーをされているんですよね。

そうですね。今フリーランスで始めてもう6年目ぐらいになるんですけど、主に企業さんやNPOさんに向けて、デザインやウェブサイトの制作などをさせてもらっています。

自己紹介はこの後詳しくお聞きしたいと思うんですけど、最初のキャリアってなんだったんですか?
フリーランスのデザイナーにどういった経緯で今の形になったのか気になりまして。

そうですね、岡山の県立大学って一般大があるんですけど、そこにデザイン学部がありまして。
そこを卒業した後に4年ぐらい市内のデザイン会社でアシスタントやフリーペーパーの制作、ウェブデザイン・コーディングなどをさせてもらって、
独立したっていう経緯です。

なるほど、どうして独立されようと思われたんですか?

そうですね。学生の時から仕事(今でいうと遊びみたいなもんですけど)チラシとか名刺の依頼を受けて作ったりしてたんです。

僕が学生の時って震災直後で学生団体の活動をすごい全盛期だったので、岡山大学って国立大があるんですけど、そこの子たちがまちづくりの活動を盛んにやってたので、デザインで手伝いをさせてもらってたっていうところから、自分の名前で仕事をするっていうのが日常的にありまして、いつかは独立してやっていきたいなっていうのがありました。

なるほど。独立するにあたって、地方に残ってやろうと思われたのには何か理由はありますか?

生まれてから32年、岡山出たことないんですよね、僕。
岡山生まれ岡山育ちで、 岡山の次に1番長く滞在したことがあるのがネパールのポカラに45日間っていう。笑

それぐらいほんとに岡山から出たことない。それで、幼少からの知り合いとの繋がりが今でも生きてたりするので、全く出るという選択肢がなく、そのまま仕事をしています。

そうなんですね。
ちょっと気になったんでお聞きするんですけど、ネパールはどういった経緯で住まれてたんですか。


経緯としては、妻の友人が海外青年協力隊という制度で、ネパールでボランティア活動をしていたのがきっかけです。

僕が岡山で絵描きの友達と妻も含めて、ちょっとしたフェスみたいなのをのやったのを聞きつけて、ネパールでやってほしいと結構簡単に言ってもらいまして。 笑

それで、その絵描きの友達が情操教育のないネパールの村に行って、その村の主に女性たちと一緒に絵を描くっていうプロジェクトをすることになり、プロデュースというほどではないんですけど、手伝いに一緒に行かせてもらったっていうのがきっかけです。

それが岡山の次に過ごした地なんですね

そうですね。結構文化的にほんとにしっくりくるところがあって。
日本社会のスピードの速さが苦手なところがあって、沖縄時間みたいな方が向いてたりするのですが、ネパールのゆったりとした時間の中でそれぞれが個性を生かし合いながら生きて、尊重し合ってる空気感がすごく肌に合いました。
結果的に45日、1月半ぐらい滞在しました。

ありがとうございます。
ではそんなさだっちさんに今回の番組の趣旨と自己紹介は資料を用意していただいてるということで、資料付きでお願いしたいと思います。

MC さだっち

改めましてクリエコネクト、地域クリエイターの視点という番組を毎月第3木曜日にさせていただくことになりました。
まず簡単に自己紹介をさせてもらえたらと思ってます。

コミュニケーションデザイナーという肩書きで、岡山のNPOや企業の広報ツールの企画、制作、運用の支援をさせてもらっています。

「新しい景色を共に描く」というミッションを持って、いろんな団体や活動の立ち上げに伴奏する形で、デザインの制作をさせてもらっています。

グレンデルの釜屋

また、岡山経済新聞というメディアで記者もしていたりします。

瀬戸内グローバルスタジオがオープンしましたという記事で、堀潤さんにもお話を伺いました。
同時に、こちらで既に大きくやられてらっしゃる「セトフラ」というスタートアップの方々の番組の取材もさせてもらいました。

「クリエイターが集まる場所を…」交流会を続けた1年間

そんなさだっちさんが、このクリエコネクトという番組をやっていくんですね!

地域で活動するクリエイター、主にはクライアントさんのお仕事をしているクリエイターさんと僕は思ってるんですけども、デザイナーとかライターとかフォトグラファー、イラストレーターみたいな方々が、どんな視点を持って地域の企業や活動の魅力を紐解いていってるのかを聞いていきます。

さらに、その紐解いた魅力とか情報をどの様にアウトプットしているのかを
、クリエイターの人柄とかも踏まえながら紐解いていけるような番組にしていきます。

毎回ゲストを1人お招きして聞いていきます。

経緯としては、「岡山デザイナーコネクト」という名前で、フリーランスのクリエイターのコミュニティ活動を去年からやってきました。

なぜそんな活動をやってきたかというと、それまで3-5年くらい仕事をしてきてたデザイナー仲間と会って話す度に「人手が足りない。仲間が欲しいよね」みたいな話になることがよくありました。
仕事は紹介口コミでもらえるようになってきたけど、人を雇うほどでもない。でも、自分で次のステップに行くにはなかなか手が足りない。そんな悩みを抱えていました。

もう一つ悩みがあって、デザインお願いしますって言われた時のお客さんの頭の中に求めているものが、単純に美しい、綺麗な良いデザイン作ってほしいみたいな場合もあれば、最近だとざっくりブランディングってなんか大事そうだからお願いしたいみたいなことがあれば、 ウェブだったらマーケティングでちゃんと結果の出るウェブサイトにしてほしいみたいな要望もあれば、、とデザイナーに求められる専門性が増えている様に感じています。

地域のフリーランスって、1人で何でもやらなきゃいけないところがあるので、専門特化して情報交換とか連携していきたいよねみたいな思いがありました。

そういう課題があったので、とりあえず集まる場所があれば、 定期的に話、情報交換もできるし、これからフリーランスやってみたい人も来てもらえるんじゃないかと、活動を始めました。

最初は交流会や勉強会から始めて、イラストと写真などの展示会も開催。
老舗百貨店さんから展示と館内装飾のご依頼をいただいたり、自分自身は講演やディレクションの仕事などもお声がけいただける様になりました。

地域とクリエイターを繋げたい

そうしてある程度、機会や繋がりは生まれて、コミュニティ内で仕事のやり取りも生まれたりしてきたのですが、結局直接繋がった人どうしでしか広がってないということに気づきました。
僕自身も「いいライターさん知らない?」などよく紹介する様になったんですけど、僕を通さないと知れないっていうのはもったいないなと思うようになりました。

そこで、地域とクリエイターを繋げるメディアを作っていきたいなと思っていた所、ちょうどこちら8bitNewsの三島さんとお会いして、番組を作ることになりました。

番組っていう形でも持ちながら、同時にwebマガジンでもやっていきたいなと考えています。

<Vol.2に続く>

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