【お茶師日記12】”清貧生活”で2年が過ぎた
2021年4月
世の中は、新年度を迎えました。
ということは、私も退職後2年を経過したということになります。
1年があっという間ですね。
皆さんも薄々気づいていると思いますが、幼少の頃と比べて、地球の自転、公転周期が年々早くなっていることは間違いないですよ。
こんなに一年が早いということは。昔に産まれといてよかった。
私ごとながら(いや、いつも自分のことしか書いてないだろ)、この2年間の生活を振り返って、それ以前と変わったこと、変わらないことなど、どーでもいいことを総括します。
〇不要になったもの
要らないと思うもの
・スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、革靴(今後、買うことはないだろう)
・土、日、祝祭日(時給制なので、仕事があればいつでも働くし、平日に休んだ方が開放感あって好き)
〇大幅に減ったもの
・飲み会の回数 週2回→月1回
(コロナの影響も大きいですね)
・街に出る回数 毎日→月2回
・自家用車の排気量 1500cc→660cc
〇服を買いに行くお店
・UNIQLO→ワークマン
(あまり変わってないか)
〇新たにはじめたこと
メルカリ
次に、あまり変わらないもの
〇交友関係
お茶関係のおつきあいは、ほぼ変わりなくて、ありがたい。(「あんたにつきあってるつもりはない」という関係者の声が聞こえる)
〇家でパソコンに向かう時間
茶工場の事務仕事やこの文章の執筆など
以上でございます。だからなんだ?と言われそうですが、今後定年を迎える方、もしくはそんな配偶者のいる方のために参考まで。
さて、茶況も好転しない中、今年はまた早々と茶期に突入しそうな気配。
我が社も昨年の実績を鑑み、改革を余儀なくされることとなり、生産性の低い茶園を何箇所か整理し減らしました。収量、病気の出やすさ、乗用機械管理の可否、アクセスなどを判断しました。借地なので返還です。
もちろん今後も条件の良い園地があれば増やす意向はありますが。
運営方式も、茶園管理、雇用面など変わる部分がありますが、一応私は今年度も茶工場の仕事はできるようです。私のようなフリーター系職工&農夫は、必要な時だけ仕事を頼めるので(若い人を年間雇用すると、常時仕事を作らなければという問題が生じる)、まあ能力はともかく、使い勝手はよいと思います。もっと退職者はこんな暮らしをすればいいのに。
「清貧生活」ではありますが・・・・