【無職体験記】何もしていない罪悪感と戦った日々について
2024年1月1日
ハッピーニューイヤーとともに無職になりました。
新卒で入った会社を9ヶ月で退職した話は長くなるのでまた別で書くとして、
今回は無職期間に考えていたこと、考えてしまったことをなるべく赤裸々にお話しします。
周りより優秀な子でいたい思想
小さい頃から先生に気に入られる良い子だったと思います。
我儘を言わないとか、
ゲームより読書が好きとか、
言われたことはちゃんとやるとか、
みんなに優しいとか、
勉強を頑張るとか、
大人が考える良い子になるのが得意でした。
それなのに、社会人になった途端、全てがうまくいかなくなった。
自分でも想像していなかった早期離職。
学生時代に私より成績が悪かった子や授業中に寝てる子、やんちゃだった子が立派に社会人としてお金を稼いで生きている一方で、
そこそこ勉強ができて、センター試験も乗り越えて大学に入って、先生にもまあまあ気に入られて、問題児とは程遠い立ち位置だった私が社会のお荷物になった現実。
それは今までの人生を全否定されたも同然の仕打ちでした。
一体私が何をしたっていうのか。
考えても考えても納得いく答えなんて出るわけもなく、あるのは無職という現実だけ。
いろいろ落ち着いた今でも、時々考えて辛くなります。
周りと自分を嫌でも比べる
私はいつからか、常に誰かと比べて自分のプライドを保つ、そんな不安定かつ最低な失礼極まりない人間になっていました。
“優しい子”ではあったので、
直接的な言葉で誰かを貶したり陥れたりすることはしなかったけど、
心の中は常に捻くれた目線で周りを見ていたと思います。
誰かと比べることが向上心に繋がるならまだましですが、
年々プライドを保つことどころか、ズタズタにされることが増えていき、
無職になった途端に自分で自分を追い詰めるようになりました。
自己否定ばかりの脳内会議
人と話すことが減った分、
頭の中ではぐるぐるいろんなことを考えていました。
その大半がネガティブな自己否定。
あの子は頑張ってるのに自分は布団の中でスマホぽちぽちしてる💢
お金無いくせに出世払いって言い聞かせてなぜか新しい服買っちゃう💢
もっともっとやるべきことがあるはずなのにそれができてない💢
私にとってはめちゃくちゃ長い1日だけどちゃんと働いてる人は今こと瞬間にも誰かのためにいろんなことを考えて働いて経験を積んでレベルアップしてるんだろうなあって考えてる自分はパジャマでゴロゴロして何も成長してない💢
などなど、振り返ってみれば、
怒られることは怖いくせに自分で自分を怒ってばかり。
社会人なのに誰の役にも経ってない自分なんて生きてる意味も価値もないなと思っていました。
これから
私はこれからもこういう罪悪感に襲われることがあるのだろうと思います。
これからも自分で自分を怒るんだと思います。
いつか、あの頃は若かったって思う日が来るかもしれないし、一生この癖は消えないかもしれない。
今回このnoteを書いたのは、何もしていない罪悪感に襲われてしまうのは私だけじゃないと信じたいという、私のエゴです。
この気持ちに共感してくれる人がいるかもしれない。いや、いてほしい。
残酷だけど、仲間がいて欲しいんです。
ひとりはやっぱりつらい。
変わりたいと思っても、長年積み重ねてしまった思考癖はそう簡単には消えません。
このnoteが誰か1人にでも響けば、
少しだけ自分が変わるきっかけになる気がする。
そんな都合のいいことを考えながら書きました。
拙い文章だったと思いますが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。