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危ない綱渡りのサーカス集団

大学の卒業論文も最終局面へと突入。

出来はどうかと言われたら、

「クソです」

って即答するくらい、クソ。内容も取り組み方も。

締め切りが刻々と迫ってくるのを感じる。

けれど、やれない。いや、やらない。

ゼミの先生に言われた。

「なんでそんなに危ない綱渡りみたいなことしてるの?サーカス集団なの?」

本当のサーカス集団ならば、エンターテイナーとしては、最高かもしれない。

でも、現実はそうじゃない。

こんなnote書く暇があるなら、論文の一文字でも書けよって話。

振り返れば、いつもそうだった。

あの、大事なプレゼンの資料は、当日の行きの電車の中で完成させた。

あの、提出しなきゃいけない書類は、当日の朝に作り始めた。

あの、いつものレポートは、締め切り1時間前に手をつけ始めた。

あの、任されたタスクは、MTG直前に処理していた。

他にも、直前に、なんとか、その場しのぎでやってきたことは無数にある。

勘違いするなよ。

俺は、器用な人間なんかじゃない。

まぁ、こんな人間だから、浪人するんだよね。

スケジュール管理がしっかりできて、それ通りに行動できるやつは、浪人なんてしない。

表面で、うまくやり過ごしてるように見える全ての背景には、自分自身にしかわからない惰性があって、それを隠そうと必死なんだ。

ただ、そんなものはただの過去の出来事だ。

言い訳や御託はいくらでも並べられる。

とりあえず、目の前にある「綱」はちゃんと渡りきります。

諦めたら試合終了。

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