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【驚き】こぬま さとしさん が オヌマ オサムさんだった件
「日記ZINE*」人気を牽引した立役者ともいえる?小沼 理さんのお名前はそこかしこで拝見していました(『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』つくづくポケットライブラリなど)。それなのに著作は読んだことがなくて…。
ただ最近自分の文章鍛錬のために(‼片真面目なので)文章演習的な本を見つけたら読んでいました。そんな中、小沼さんが編著を手がける
『14歳からの世渡り術シリーズ 10代からの文章レッスンみんなどうやって書いてるの?』(河出書房新社)を見つけたので借りてきました。
商業出版ではないZINE*も出している小沼さんが編集を手掛けるゆえ、執筆陣の縦横無尽さがこの本のかけがえなさです。
従来の「文章読本」ではなく2025年に今あるべき問いとして吟味された「編著」だということが明確に伝わってくる人選です。
商業出版として「今出す意味」
この執筆陣の顔ぶれは、あくまでZINEではなく商業出版でしか出せないのではないか?恥ずかしながら、今回私が初めて知った執筆者の方も多数いらっしゃいました(つまり、私が良く読むZINE界隈では見かけない方)。
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この振れ幅が編集のプロなんでしょうね。
一方私めは狭く深く掘ることは得意ですが、近視眼的になりがちなので、こういう本を読むとハッとします。
小沼さん自身もどっちの側(ZINEサイド・商業出版サイド)にとっても面白いものになるように橋渡しを目指したのではないかしら?
ZINEと商業出版の垣根があいまいになっている昨今です。
例えば、権威の象徴?新聞社が、ZINE執筆者に寄稿を依頼する、
ZINEは、アンダーグラウンドなものだと思うので、その取り合わせは
今ならではの最旬の味・旨味のような気がします。
アンダーがハイに決しておもねっていない。
ハイの側が排除できない切実で重要な要素としてアンダーにすり寄っているように見えます。
今はまだ面白いけれど、これもトレンドなのでこの状況が見慣れたものになったらまた逆の・別の動きが出てくるのかもしれません。
そんな中で今は、商業出版デビューしている方もあえてZINEを出すこともあるし(編著の小沼理さんもその一人)そのあたりは文章を書く本人の気骨がこれから試されるのかもしれません。
さて、本題です!
さてさて…と。
私、字面だけ見ていた小沼理さんのことを脳内で「こぬま さとし」さんだとずっと思っていたのですね。そう信じて疑いませんでした。
そうして、この本の奥付をみたら…「おぬま おさむ」さんだっていうじゃないですか?
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こりゃあ、たまげましたね…。まったく語感と母音が違ってて…。
なんというか(会ったこともないけれど)まったく別人に会った感じです。
…ということに一番ビックリしたという話でした~
(本のほうはこれからじっくり読んでみます)。
では、See you~👋
*小沼理さんのZINEの定義
個人やグループが少部数で発行した冊子のこと
(本作189Pより)
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