文学フリマに初参加した話
祭りのあと
久々にnoteにアップします。去る11/20㈰、『文学フリマ東京』という
自主製作本の手売りイベントに初参加したときのことを『ZINEにまつわるエトセトラ』という自分のマガジンの後始末として書いておこうと思ったからです(なんか久々開けたらnoteの編集仕様が変わっていて戸惑い…)
びっくりするほど有言実行
そういえば一年前の日記(noteにて)
一年位前に『チンピラからやくざへ!? 〜ZINEピラからZINE義なき戦いへの道の巻』というごっついタイトルの決意表明を書いており、そのなかで
”ZINE義なき戦い期の2022!”として今年は
1.「売れないZINE」を手売り
2.2冊は作る
と書いているわけなんでした。
…うっすら思い出しました!
昨年末、自分のZINEを複数の店舗に置いて販売してもらいながら(貴重な売り場の場所取り)、反応が悪くお店の方に申し訳無さでいっぱいで…(メソメソ)
もうこら、腹くくって
○自分で作って自分で手売りするしかない!
○『私の詩集を買って下さい』って札ぶら提げて新宿駅に立つしかない!
(そういう人が昭和の時代に本当にいた。
大学生時代せせら笑っていた。若気の至り。)
と意気込んだのでした。
そうね…確かに今年の1月くらいはそんなことを思っていたわ…
まあ、具体的に念頭にあったのは『文学フリマ』に出店する、ってことなんですけど…
申し込んでやめた上半期
それで、年二回開催される『文学フリマ東京』初夏の回に
申し込みをしたものの
怖気づいて、入金前にキャンセルしたんだったわー。
そうそうそうね・・・
そうだったわ。すでに上半期なんて過去過ぎて忘れてた。
それに至るまで
”いい大人”にその件(出店)について話して諭されたり?して
なんか勝手に自分でイヤになったのだった…
「どうせどうせ出店して売れなくて、
そのザマ(結果)を人のせいにしないで
一人で一身に引き受ければいいんだ!」
とか大変卑屈になって私の口をついて出た言葉に対して
「そんなにやぶれかぶれになって出ることないんでは?」
みたいなことを言われた気がした(意訳かも)…という事の成り行きです。
いまとなっては相手の真意も分からないし、わたしの認識違いもあるかもだし怖気づいて止めたのを人のせいにしている気がする・・・
わからん。
でも、今思い出しても”その大人”モヤる…
けどいいや、過去のことだから、次々。
で、申し込んだよ再び下半期
そんでもって、下半期も
「まあキャンセルも出来るしな!」ってことでギリギリ申し込みをした。
そのとき申し込みは抽選となっており、それも心理的な負担を軽くした。
抽選に外れる可能性もあるからだ。
結局、今回は抽選なしで全員参加という方針になった。
私にとって安くはない出店料を振り込んだときの
”ついにやってしまった”感は今でも思い出せる。
(ちなみに出店審査はない。だれでも出せる)
あまりに怖すぎて誰にもそのこと(参加する)を言わなかった。
出せない(作品を作れない)かもしれないからだ。
でどうしてたのか?
それでもうすらぼんやり、頭の中に構想はあった。
夏に「青春18きっぷ」を使って日帰り旅行をし、
そのことについてZINEにまとめよう!ってのだ。
タイトルは『青春18DAYS』って決めていて、
スケジュール帳の裏のフリースペースにご丁寧にそのメモも書いてあった(構想やアイデアなどが他にも)。
さいきん見返して改めて気づいた。
そんで実際旅したらしたで、ネタになりそうな「紙モノ」はすべて取っておいた…けど、寝かせたまま時は経ち、
もうそんな旅の思い出も忘れかけた10月29日(日)、
開催日まで1か月を切り、あと土日が7日間…ってところで
ようやっと書き始めたわけ!
でも、まあ出来なくても、去年作ったZINE出せばいっか!
って開き直りもあったから。
そういう意味で去年一つでもZINEを作っていたのは、正解だったと思う。
結果どうなったか?
できちゃった!
できちゃったのである、新作が☟
いやでも①『青春18DAYS』なんて
地味にA3両面手書×四面なので面倒くさい。
面倒くさいんだけど、そこは「手書壁新聞」編集長、壁新聞歴40年(?こんなことを小学生のときからやっている)の私としちゃあ
「A3一面を一日強」と算段。…とまあ、書けたよ。
二回の土日+祝日・文化の日=計5日でな!
これが誰かと一緒にやるってなったら、
進行表とか打ち合わせとかコンセンサスとかで面倒は無限なのだ。
で、上記製作の細かい作業につかれた合間に、
脳みその奥にへばりついていたアイデア
②『Pink Poor Papaer ピンク色のびんぼう』(エッセイ)も
PCにちょろちょろ書いていたら
これまた24Pくらいの小冊子の原稿としてまとまったわけです。
いやぁ〜人間1冊は本が書けるっていうのは本当ですね。
ついでに言うと、
ここ『note』に連載していた⓷『古着とOL』のタイトルも捨てがたくて
超簡易コピー本も作成。
結果3作品もできちゃったのである!
原稿の写真を取り込んだり、加工するのが面倒くさくて写真部分はほぼ
コピー手貼り原稿で「のり貼りの影」ができちゃうから
それを修正テープで消したりと非常に地味な作業がつづくわけでして…
結果我が家は紙ゴミ屋敷。
こんなことは私が一人暮らしだからできるのであって、
家族がいたら「たまったもんじゃない!」とおもう。
紙ごみの中で寝食するのだ。
そういう意味で私が独り身なのは理にかなって?いる。
報告
であるからして…私は有言実行。
去年の自分の約束を果たしたのである!
やったじゃん、わたし。
やりィ〜、ひゃっほーい(親バカならぬZINEバカ)。