千葉の原宿 千葉の渋谷
千葉の原宿
大豆は、畑の肉
牡蛎は、海のミルク、
何かに例えたり言い換えたりするのおもしろいですよね?
好きです。
それで、
自作のZINE『津田沼雑貨狂時代』の副題は
~千葉のまち・津田沼が”が原宿だったころ~として、
『津田沼は千葉の原宿』としているわけなのですが。
サーティーワンが二つある町
では、津田沼の原宿らしさをどのあたりに感じるか、私感です。
***
津田沼は80年代に急激にショッピングタウンとして発達した町で
一言で言ってそれは”ディズニーランド的 or 原宿竹下通り的”な
キャラクターグッズ感 満載な町、と申しましょうか…
※ディズニーランド開園は83年
原宿と言えば…の代名詞クレープ屋さんは
確かダイエーの地下にあったと記憶しています…
1986年が舞台設定というかのドラマで
『サーティーワン』を頬張る場面が出てきました🍧
80年代を象徴するお店だったということですよね??
そのサーティーワンが、
当時津田沼には、北口・南口 に二店舗も(!!)あったんです。
コンビニでなくサーティーワンですよ?
ブリスターパックが似合う
また当時スーパーの雄・ヨーカドー🕊売上日本一は津田沼でした。
物の量は半端なく多かったんだと思います。
…となると、商品をたくさん並べる手法として、
①コンビニのようなフックがけ陳列が多くなる
↓
②ブリスターパック*に詰められたグッズが一面並ぶ
↓
③その光景がとてもキャラクター的
…そこに”ニュアンス”はないんですよね。
テラッとしていると言えば伝わるでしょうか?
※実際はそんなこともなくてモサモサ陳列してたと
思いますが、津田沼=グッズ感が私の中で拭えず…
町全体がショッピングモール化していることが
当時まだ新しかったと思います。
ずっと津田沼っ子だったのでそれがフツーと思っていたけど
そうでもないのかもなー、津田沼って割と特異な町なのかも?
と今になって思ったりしています。
千葉の渋谷
ZINEを読んだ方から
”千葉の原宿が津田沼なら、千葉の渋谷は柏?”
というような感想をいただき、
考えたこともなかったけど、
🤔何となくそうかも…と思えてきました。
80年代が原宿の時代なら
90年代は間違いなく渋谷でしょう。
渋カジ(渋谷カジュアル)・渋谷系🎧とか…。
90年代はBEAMS・SHIPSなどセレクトショップの時代ですが
津田沼って、当時も今もセレクトショップが一切入ってこないですよね?
なんでなんだろう?
マーケティング的にどうとらえられているの??誰か教えて!
一方、柏は高島屋SCがあるもんだからBEAMS他
セレクトショップが揃ってる…
そのへんが「千葉の渋谷」たるゆえん?!
どっこい津田沼だって90年代頃から古着屋ができ始めてたし
超有名なスニーカーショップもあったんだとか…。
90年代の萌芽はちゃんと津田沼の土壌にもあったようです。
渋谷・富ヶ谷に店舗を構えるヴィンテージクローズ『Mr. Clean』の方も当時津田沼の古着屋さんで働いていたそうですね。
https://www.beams.co.jp/special/talk/archive/2015/1126/
編集後記ならぬ制作雑記
…というように津田沼のZINEを作ったことで、
知らなかった津田沼(像)をいただけることは思わぬ展開でした。
このZINEはお店に自分が足を運んで、話をして直接届けています。
そこでする話込みで”制作”だなーという思いがわきます。
ZINEを配り歩くことは、看板しょって歩いている感じで
ZINEの見栄え同様カッコよくないですが、
オラがZINE、ひっさげて今日も行くよー。
ヤッホー!津田沼ZINEです。
(はみだし『津田沼雑貨狂時代』#06)
※津田沼ZINE:『津田沼雑貨狂時代』とは?
80〜90年代の千葉のまち津田沼を雑貨視点でまとめたガシガシ編集部のZINE(フリーペーパー)のこと。