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天皇賞春 想定1番人気アリストテレスがブッ飛ぶ可能性
想定1番人気のアリストテレスが本当に人気ほど信頼できるのかどうかについて話していこうと思います。
この馬がなぜ人気するのか、その要因はやはりルメール騎乗と菊花賞であの三冠馬コントレイルの2着。
この2つだと思います。
果たしてこの2つが1番人気に押し上げている要因として信頼できるものなのか、僕はちょっと過剰人気、要因としては弱いと思います。
まずルメール騎手、言わずと知れた超名手。長距離はジョッキーで買えという格言もある通りやはりジョッキーの腕は必要不可欠です。馬の力を120%発揮させることのできるルメール騎手の力はやはり軽視できません。
2800m以上のレースでは3、1、2、3という成績ですし、阪神競馬場の馬券内率も50%を超えます。
この人を軽視すると痛い目を見るというのが今の競馬界ですので騎手はマイナス材料にはなりません。
となると残すは菊花賞での結果ですね。
菊花賞というのは天皇賞春と距離は似ていますが要求される能力が微妙に違うんです。
菊花賞に出てくる馬というのは3歳のまだ能力も適正も完全に測れていないけどクラシックだし挑戦したい。という陣営の思いみたいなものが出走に多分に関係してきます。
だからレースは道中ゆったり流れて最後の直線だけ。みたいなレースが目立ちます。
やはりジョッキーも初距離に対しての不安等からこういうことになるんでしょうね。
方や天皇賞春はステイヤーの能力が見込まれた馬が出てくるわけですから、それは菊花賞と比べると同じG1でもレースの質、レベルは全く違ってきます。
より厳しいレースになることが多いです。
過去の傾向を見ても菊花賞を好走した馬がそのまま天皇賞春も走るというのは少ないです。
アリストテレスはまさにこのパターンにハマりそうな匂いがプンプンします。
それを物語るように前走の阪神大賞典で大敗しています。
レース後のルメール騎手のコメントを見ると、前半で力んで走ってしまい直線でパタッと足が止まってしまった。馬場が影響したのかもしれません。
最後は馬場が影響したと言っていますが前前走のレースで不良馬場もこなしていますしこのコメントの信憑性は低いのではないかと思っています。
それよりもやはり前半で力んで走ってしまった。こちらの事の方が気になっていて、3200という距離を走るには道中いかにリラックスして走るのかが重要になってきます。それなのに前哨戦で力んで大敗、なのに1番人気。不安しかありません。
3200は長いのではなかろうか、、
菊花賞で好走はしていますが、今回はその何倍も相手関係のレベルもレースのレベルも違います。
今回はこの馬を思いきって軽視してみようと思います。
とはいえルメール騎手、恐いですけどね、、