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障害者が「地球が丸いこと」を知る必要があるか?を考える。
TOP画像引用元:
石原 雄 著 KADOKAWA COMIC
「世界の終わりに柴犬と」表紙絵より
■世界の終わりに柴犬と
御存知の方も多い作品だと思いますが
僕は「世界の終わりに柴犬と」が大好きで
原作、アニメ共に拝見しています。
特にYouTubeで公開されている
アニメのファンです。
引用元:YouTube「世界の終わりに柴犬と」公式チャンネル ページ
作品概要はWikipediaでどうぞ。
引用元:Wikipedia
■「猫は地球が丸いことを知らない」
せか柴の紹介ばかりになってしまいましたが
※せか柴=「世界の終わりに柴犬と」の略
作中で、聡明な柴犬の「はるさん」が
猫好きのご主人に
「猫は地球が丸いことを知りませんし
知る必要も無いのです」と
猫について諭すシーンが有ります。
現在 就いている仕事について
モヤモヤしていた僕は
久し振りに見返した せか柴のそのセリフを聞いて
「なるほど」と妙に納得してしまいました。
■大義名分を欲しがる。
大変恥ずかしいお話ですが
僕は「自分の人生」や「仕事」に
大義名分や意味を欲しがりがちでした。
厨二病の一種だと思います(照)
自分の仕事が〜の約に立っている。
自分の仕事で〜が助かっている。・・・と
自分の為に思いたかったのです。
どんなに意味の無さそうな業務でも
各企業が、各企業毎に必要とする業務に
必要な人員を募集して
適当と思われる報酬を支払ってくれるのですから
僕は自分の生活の為に働けば十分で
そこに「大義名分」や「意味」を求める必要は
ありません。
こうやって文字にすると
一層 実感しますが
本当に「当たり前」の話ですね。
■障害者になって
僕は障害者になって1年半ちょっとですが
思いの外「出来ること」が減ってしまい
少し焦っていたかと思います。
障害者になってからの
人生の行き先は決めました。
現在は通過点、過程なので
余り細かいことは気にせず
行き先へ向けて
一生懸命努力をすれば良いのですが
元来のせっかちな性格が災いして
いけませんでした。
「世の中の役に立つ」のは
目的地に到着してからでした。
■僕
僕は僕でしかないので
「僕に出来ること」しか出来ません。
なので
「自分の出来ること」
「自分のしたいこと」を頑張れば良かったです。
また、僕は身体障害者で身体が不自由です。
普段の自分の生活さえ ままならないので
「地球が丸いこと」は気にしないで
生活しようと思います。
自己肯定感が低くて悩んでいる方は
「猫は地球が丸いこと」を知る必要があるか?を
考えてみて欲しいです。
猫は猫なだけで十分なのです。