イギリス National insurance 姓変更手続き
結婚して姓を変更したら、手続きが色々とありますが、
私がこれまでに終わらせた手続きはこの3つです。
- パスポートの姓変更
- Family visaの取得でBRPカードの姓が変更される
- 運転免許の姓変更 (旧姓で日本の免許から切り替え→旧姓のイギリスの免許を取得→新しい姓に変更)
名前が変わるとIDが変わるので、
全てのID verification が全てややこしくなります。
ややこしいというよりも、不可能です。
今回はNational insurance number の名前を変更しようとしているのですが、
案の定ログインできません。
Goverment Gateway IDでのログイン
NIナンバーにログインしようとするとまず、
Goverment Gateway IDでのログインを求められます。
持っていない場合は作成する必要があります。
私はいつ作ったか忘れたのですが、作成済みで(旧姓か新しい姓か覚えていないです)、
iPhoneにパスワードを保存していたのでここはログインできました。
次に名前、生年月日、NIナンバーの入力を求められます。
私のNIナンバーは旧姓なので当然ですが、
旧姓を入力すると進めて、新しい姓ではエラーになります。
なので旧姓を入力して進みます。
IDの認証
次にIDの確認が必要で上記のようなドキュメントが求められると言われています。
IDの確認方法は2通りです。
アプリを使うか、直接入力です。
私は両方試しましたができませんでした。
直接入力の場合は複数のドキュメントを求められますが、
アプリの場合はパスポートと顔をスキャンするのみなので、アプリの方が簡単です。
まず、上のアプリを使う方法です。
アプリをインストールしておいて、
ブラウザで画面を進むと下の画面に辿り着き、
continue を押すと、アプリが起動します。
アプリ内では、名前などの入力、顔を写したり、パスポートのICチップをスキャンします。
アプリでの操作は問題なくできるのですが、
終わってブラウザに戻ると、
確認できませんと言われます。
NIナンバーは旧姓なのに、新しいパスポートを読み取ったので当然です。
次に2つ目の方法、直接入力を試してみると、
以下の4つのうち2つを提出しなければいけません。
私は新しい名前の運転免許は持っていますが、他はありません。
そして2つ目の方法はここで終了です。
解決方法
検索してみたら、同じ問題を抱えている人を見つけました!
名前が変わってしまった場合はオンラインでの手続きは無理なので、フォームを印刷、入力して送付したら、できるということでした。
*フォームのリンクをペーストしたらエラーになってしまうので、フォームのリンクはこのWebを参照してください。
家にプリンターがないので、図書館に印刷しに行かなくてはいけないのですが、
なんとかできそうな気がしてきました。
送付の際はImmigration Status のシェアコードも印刷して一緒に封筒に入れました。
これまでの経験上、在留資格の証明は必須なので一緒に送付しておいたら楽だろうという推測です。本当に必要だったかは分かりません。
手続き完了
手書きのフォームを郵送して3~4週間ほどで、手紙が届きました。
届いた住所と名前も新しくなっているので、これでログインできるだろうと思い、
新しいパスポートとID Check Appで試したところ、
ID認証ができました!
過去の所得税の支払い履歴や、年金、Self Assessment などで便利なアプリです。
ここでも無事ログインできました!
手続きを終えて
私のこれまでの就労は6ヶ月間のバリスタのみで、
その時払ったほんのわずかの年金などは捨てても良いから新しく番号を発行しようかとも思いましたが、
NIナンバーは年金番号のように、大人になったら発行されるもので一生で1つです。
2つになってしまうとややこしくなりそうなので、
なんとかして名前を変えようと思っていました。
そして8月後半から2年ぶりにフルタイムでソフトウェアエンジニアの仕事に復帰しました!
日本の会社に業務委託という形で採用していただくことになり、
所得税の支払いはフリーランスとしてイギリスで納めることになります。
イギリスでの所得税納税、確定申告についてはまた記事にしたいと思います。
納税の年度区切りはイギリスでは4月6日から翌年の4月5日なので、確定申告はその後です。
日本でも確定申告をしたことがなかったので徐々に調査を始めます。
ちなみに、前職でプログラム開発をしていた時、
分からない時には日本語で検索しても解決策が見つからないことがほとんどだったのですが、
英語で検索すると大体答えが見つかっていました。
英語の情報は日本語に比べてものすごい沢山あるんですよね!
今回はイギリスでの手続きなので、英語での検索が必須ですが、日本人で同じ経験した人いないかな?と期待しましたが、いなかったようです。
同じ問題を持つ人に届いたら幸いです :)
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