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マッチングアプリに登録をしたのは気の迷いだったかも知れない。

9/3、私はマッチングアプリに登録を果たしました。
例のパートナーと別れて直ぐにアプリのダウンロードはしていたのですが、プロフィールなどを登録することが面倒で。
特に写真の選抜とかは、本当に億劫。
だって、当時は90キロ超えのただのデブ。
何一つとして可愛くない…ポッチャリという言葉では、全く片付けられない見た目ですから。
どんなにお化粧して、女優ライトをあてたところでデカさは隠せない。自撮り写真なり、なんなりを載せたところで、誰の目にも止まらないだろう…と、放置したままホームに残っていたペア○ズのアイコン。

ただ。。。
好機に恵まれたのは、推しに会えることになったことでした。
推しと写真を撮りたい!ただ、それをモチベーションに始めたダイエット。
期間は一ヶ月半。3キロ程度の減量で、未だ90キロ台のデブであることには変わりない。
でも。。。推しに会った時に写した写真が、詐欺レベルで上手に撮れたのも良かった。
それが登録をしたキッカケ。
つまり「え、かわいく撮れた?」という気の迷い。

遠い推しに思いを募らせると共に、
「マッチングアプリ、あの写真は使えるんじゃないかな?」
…と、ふと思い立ったのでした。
推しと撮った写真…そりゃ、100倍の魅力フィルターがかかっていても仕方ない。
だって、好きな人が隣に居て可愛くない人なんて、たぶんいないと思うのです。
残念なことに別人疑惑は残りますが、正直なところ…そんな一週間とか半月で誰かとマッチングするなど思っていないのですよ、その時は。
マッチングアプリ経験0。
ぼんやり1.2ヶ月でマッチングしたら写真に近づいてる可能性が高いから、詐欺写真でもいっか…と、自分を奮い立たせてアプリを起動しました。 

一度は挫折したプロフィールでしたが、とりあえず項目は全部埋めようと思って。
埋める中でも、意識したのはこの3つ。

飾らない。
嘘は吐かない。
悪いところも書く。

おそらく、世に溢れているマッチングアプリ指南からすれば、真逆のことをやっていたと思います。
何故なら、自分の良いところなど一つも思い浮かばなかったから。
お料理好きです!可愛いもの大好き!趣味はネイルアートです♡
なんて、フワフワしたカワイイ系女史ではありませんから、アピールすることが皆無。
自分を表現する言葉は全てネガティブワード。
「もう、それで選んてくれる人しかダメだ。」
…と、後半は諦めていた感じです。

私のプロフィールを彩る代表的なネガティブワード
●太っています。
●仕事が好きです。辞める気はありません。
●インドア派で仕事帰りは遊びたくないです。
●温かい家族の想像ができません。
●子どもは苦手です。
●家事全般苦手です。
●タバコ吸います。
●土日休み皆無。
●お金に苦労したくないです。

まぁ、ここまでマッチングアプリでネガティブキャンペーンできるか?…くらいのことを書き連ねました。
そして写真は一枚だけ。
趣味がないから、載せることができる写真が無い。
そんなでした。

ただ、そんなプロフィールでも。
足跡カウントは1日間で100超。通知設定を外してなかったので、ピロンピロンスマホが鳴りまくる。
イイネも少ないなりにダダダッと20くらい駆け足で付いて。
最初の10人くらいはプロフィールを拝見しに行って、自分と照らし合わせても大体趣味も何も合わない。

●ゴルフ好きです。キャンプが好きです。冬はウィンタースポーツに一緒に行けたら良いですね!
●マッチングしたら直ぐに会いたいです。会わないことには始まらないと思っています。
●子どもはが好きです。子供が欲しいので、一年くらいで結婚を考えています。
●土日休みなので、休みの会う方がいいです。
●優しくて家庭的な素敵な方と出会いを求めています。
●お金はあるので、将来的には仕事を辞めて家に入ってもらいたいです。

イイネを頂いた方の記憶に残っているプロフィールはこれらです。
あと、やたらと「スパイスカレー作りにこだわっています」という方が多かった。
その文言が出てくる人はみんなサクラだと思っていましたが、私が存じ上げないだけでマッチングアプリ界隈はそんなにスパイスカレー流行ってるんですかね?
とりあえず完全にプロフィール見てないんじゃかいか?…と、思うイイネばかり。左フリックの連続でした。

アプリ登録わずか6時間程度で、男性にとっては【居住地】と【許容の年齢】だけ当てはまれば、誰でも良いくらいの判断基準なんだろうな…と、いう結論に至りました。
私にはこの出会い方は合わないかも知れない。…と、登録初日でフェードアウトをかましてしまいました。
イイネを返したら、マッチング成立のルールもなんだか早急過ぎて。
何度かメッセージをやり取りしてからのマッチング成立とかではないんだね…と、イイネ返しをしたものの、突然の成立画面に面食らってメッセージを送らないでそのまま放置してしまったり。

ただ。。。
登録時、85キロのデブが何を言っているのか?…と、炎上覚悟で申し上げると。
私の中では譲れない高難度なルールを設けていました。

●170センチの私より身長が高いこと。
●年収が私の年収の倍以上であること。
●直ぐに会いたい派ではないこと。
●イイネの数が多くないこと。
●趣味(コミュニティ)が3つ以上被っていること。
●未婚の独身であること。
●顔写真があること。
●今すぐにでも結婚したい人ではないこと。

この8つをクリアしている人のイイネは、しっかり拝見するようにしていました。

初めてイイネ返しをしたのは薬剤師さん。
一回のメッセージでお相手はフェードアウト。
メッセージ付イイネを下さった方には、お礼を兼ねて挨拶メッセージを送るようにしていましたが。
会いたい。
子供が欲しい。
どの方もメッセージが性急で気持ちが追いつかない方ばかりで…
全く私のプロフィールなど気にかけていない方ばかり。
どなたもこちらからフェードアウトしてしまいました。

そりゃ、38歳の売れ残りのデブの扱いなんぞそんなもんでしょうよ。
直ぐに会えるだろう。
結婚したくて仕方ないんだろうな。
そんな風に思われていても仕方ないとは思いつつ、スンッ…と、気持ちが冷めてしまいました。
こちらからイイネをするのは、こんな私がイイネしたところで…と、マイナス思考が強すぎて…どうしても気が引けてしまって。
登録初日から2日間接続すらせず、このまま退会してしまおうかと思っていました。

辞める前に、とりあえずイイネだけは遡ってみようと思ったのが登録をして3日目。
食べに行ったばかりのラーメン画像を足してみる。
おしゃれなごちそうより、ラーメンの方が私らしいかな?
…と。

予定のないお休み。
趣味の動画を流しながら、左フリックを繰り返していました。
最後にとりあえず良さそうな方にイイネ返しをして、これで駄目なら辞めよう。。。
もう、推しの為だけに生きよう。
本当にそんな心持ちでした。

私のハードルの高い希望をクリアしていたお相手は3人。
年齢も職種もバラバラで、お顔の作りも全然違っていました。
ただ、どの方もとても優しそうな雰囲気なのは唯一の共通点だったかと思います。
あとから見返したら思いの外、希望の年収よりも高かったwww
無意識のチョイスとは言え、現金な性格を目の当たりにして自分に苦笑してしまいましたね。。。

結局、何人も同時に相手することも私には向いていないことも、この時に気づきました。
今、繋がりのあるお一人以外とは、直ぐにメッセージが途切れましたが…それは、それで良かったのかも知れません。
一人と長くメッセージを続ける方が、私には合っていたようです。

こうして、私は気の迷いで登録したマッチングアプリで、メッセージを交換する男性ができたのです。
これが最後…と、イイネを見返した過去の自分を褒めてあげたいです。

次からは、そのマッチングしたお相手との毎日を少しずつ記録して行きたいと思います。
推し以外に減量のモチベーションもできたので、きつい食事制限も楽しくなっている時期です。
推しとはしばらく会えないので、その間により綺麗になってやろう!
…と、野心を燃やしつつ、現実的な行動を取り始めるのが9月初旬。

先日、初めてマッチングした方とお会いしました。
体重は80キロに到達していました。

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