ミーハーが選んだオタク人生最後の道
2.3年前に書きかけの記事を放置したまんま、仕事の多忙さと引き換えに推し(スノスト)へのモチベをなくした26歳。円盤はとりあえず発売される度にちゃんと買って、新曲だけはしっかり把握しておいて、ブログも読んで…とそれなりにしっかりと応援していたつもりでいたものの、一度落っことしてしまったモチベを保つのは私には難しいことだったらしく。2012年の初夏、まだ名もない彼らを好きになって、早11年。デビューを果たし、今や国民的アイドルへの登りつめた彼らにもう思い残すことは何もない!の気持ちが勝ち、晴れて学生時代からずーっと続けていたジャニオタを卒業した次第。
デビューコンサートの備忘録、後半戦。結局下書きに入ったまんま永遠に日の目を見ることがなくなってしまった…。
そんな根っからのオタクっ子(26)は次の推しを探そうと色んな界隈に手を出す作業に入りました。仕事にも慣れ、余裕が出てきたのでしょう。分かりやすいですね。
そんな時、なんとなーく、気になっててでも、顔の綺麗な子ってあまり好みじゃないのよねえ、なんて失礼な事を思いながら手を出していなかったドラマを見始めることにしてみた。
なんだか今流行りのBLと括られるジャンルで、今をときめく作品「美しい彼」
それはまあ、結局世界観にズブズブ浸ってしまい、原作もDVDも買ってしまう始末。ミーハーですね。そのドラマで出会った主人公を演じた八木勇征くん。ここから、オタク人生最後の道がスタートしていきます。(最後の道とは)
八木勇征くんを介して、FANTASTICSというグループに出会い、元々GENEを推していた時代があったたこともあり、すんなり推しそうになっていきます。かの有名な佐藤大樹くんがいるグループだし、GENE高に出ていた微かな記憶も残っていたので「お、推せる」となりました。歌もメンバーもこれまた素敵ですしね。LDH、侮れん。と3年に一回くらい口ずさんではホットロードを繰り返し見る人生を送っているので。人生、暇か。
そんなこんなでFANTASTICS勉強中のある日。八木くんの他にもBLドラマに出演していたメンバーが居ると発覚。木村慧人くんというとっても可愛い子なのですが。気になって検索したところ、「あ、これ攻めの子の顔がめちゃくちゃ綺麗だなと思って避けてた作品だ…(デジャブ)」と同時に「この顔の綺麗な子、佐野飯切り抜きで見たぞ…?」に繋がりました。今やTikTokで見ない日はない、というくらいしつこく(しつこく)流れてくる佐野飯切り抜き動画。そこで以前見かけた子が慧人くんの相手役でした。
山中柔太朗くんって言うんですけど。
とりあえずその時は慧人くんが気になったのと、美しい彼の世界観が好きすぎてBLドラマ意外と面白いかも、という思考になっていたことが重なって視聴。最初に蕪木元治こと山中くんに抱いた感想は「声がバチくそに良い」でした。遠い過去に声優オタクをしていた時代もあり(多方面に手をつけすぎ問題)声がいい人に惹かれる傾向にあり。声がいいと言うことは歌も良いのでは…?→この人確かアイドルだよな…?→歌って踊ってるとこ、見てみた過ぎる…。の流れでM!LKという新しい世界の門をこじ開けることとなりました。
M!LKと言えば東海オンエア様のお友達、佐野勇斗君がいて、私が昔、映画「ホットギミック」を観て本気で俳優を初めて推そうか悩んだ板垣瑞生くんが所属していたグループ。というイメージしかなく。(ホットギミックの梓くんはとても憂いを帯びていて美しいし、社内マリッジハニーの三浦くんはトキメキがえぐいし、胸が鳴るのは君のせいの長谷部くんは幸せにならなくて切ないし……挙げればキリがないですが板垣瑞生くんのドラマ映画、是非見てください。新たな推しの誕生になること、間違いなし!です。余談。)高校2年生の時にDISH//オタクをしていた友達に教えて貰った時は「…………牛乳?」というイメージが湧いた記憶しかなく。
そんなへんてこりんなイメージを持ちながら最初に観た動画が「目隠しかくれんぼ」(LIVE映像とかMVじゃないのかよ)そこで見た山中くんが蕪木くんと360度(?)違う人物像で。まさに、お言葉をお借りしますが 愛すべきへっぽこ という表現が本当にお似合いな人物像で。これが何故か、26歳の私には刺さったようでした。
元々、グループ内での所謂ビジュアル担当となり得るお顔の綺麗な方や、イケメンと呼ばれる方を推しにしたくないタイプで、(歴代の推しに失礼とか言わない、言わせない)M!LKのような王道キラキラアイドルのよりも、ちょっとヤンキー時代を含む錆びれたアイドルのほうが好きなタイプなので(錆びれたアイドルとは。良い表現方法を探すのは5年前に諦めました)ちょっと戸惑いを隠せず。あとは何を言おう 最年長から最年少まで全員が自分より年下 という現状に驚きを通り越してドン引きしました。年下をちゃんと推す!みたいなのはしたことないし、(元推しが自粛期間中に別グルの年下の子に沼りかけましたが結局推しといえないレベルの熱量だったので、割愛)グループに絶対一人は自分と同い年、もしくは上の子がいるグループしか追ったことがないのでアラサーは不安でした。
ファンクラブに入るか否か、とても悩んだのでまずはLIVEを観てみようと課金を果たしたスタダチャンネルとやらでLIVEを色々と拝見したのですが。みんなビジュがいい、みんな歌が上手い、そして何より夢にかける思いがみんな、熱い。昔韓国の某オーディション番組に熱を帯びていたので、そういう熱い思いを応援するのが大好きで。あとは、とても仲間思い。仲間のために頑張り、仲間を思って泣く、綺麗すぎる世界。
アラサーとかキラキラアイドルとか年下とかそういうの関係なしに、この子達に残りのオタク人生全賭けしようと思うのにそう時間はかかりませんでした。
見れば見るほど、皆が素敵なので個人FCを全員分大課金するくらいで、私は推すキッカケになったメンバーから推し変するムーブが定番なので、誰を推しても良い!という気持ちでオタクを始めましたが、結局愛すべきへっぽこのファンから動けずでした。声がいいの、ずるいよねー。あと佐野さんの言葉をお借りすると、気持ち悪いムーブとか。愛でてしまう。困る。5つも下は犯罪なのよ。やめてよ、ほんと。
ただ、山中くんから動けずではありましたが、全員まるっと大好きだし、尊敬しているので結局箱推しです。基本推し以外のメンバーどうでもいいタイプなんですけどM!LKはそうもいかないようです。侮れん、キラキラアイドル。侮れん、EBiDAN。
まだまだスタダ界隈、M!LK界隈共に初心者だし、オタク友達は母親しかいない陰キャアラサーですが、5人の夢を追う過程を微力ながら応援しようと心に決めた、と記したかっただけでした。
ここ2年くらい、ちゃんとオタク出来てないし、最後のオタク人生、全力で楽しむぞー!の気持ちなので備忘録も自己満で、継続させていく所存です。
文を書くのが大好きなアラサーはこれからもM!LKの緩いスポンサー(?)として最後のオタク人生、走り続けます。
推しは、推せる時に精一杯、推す!
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