【LEGO®︎日記】愛され続ける理由
どことなく、ガチャピンとムックを合体させたような作品になったことが影響したのでしょうか?
アンパンマン、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、サザエさん、等々
これらのコンテンツが、生まれてから何十年と経っているのに、世代を超えて愛され続ける要因を考えてみたくなりました。
仮にこれらの共通点が愛され続ける要因だとするならば、それは「変わらないということ」ではないかと、私には思えます。
変わらないから、大人も子どもも安心できます。
私たちは嫌でも変わらなければならないのに、彼らは変わらないから、私たちはいつまでも「初めて出会ったときと同じように」愛し、接し続けることができます。
一方で、未熟な主人公が苦難を乗り越えながら成長を遂げていく物語は魅力的なコンテンツの王道ながら、変化を宿命付けられていると言えそうです。
だから、成長を遂げてしまったら、
別の言い方をすると変化が完了してしまったら、
物語はそこで最終回を迎え、魅力もそこで確定します。
すると、一度完成したはずの物語がもう一度動き出すときには、主人公が子どもにされたり、かつての主人公の子どもが主人公を務めることになるケースがしばしば見受けられるのも、やむを得ないことかもしれません。
何故なら、変化を魅力に据えた物語はずっと変化をし続けなければならないから、変化の余地を再構築する必要があるということです。
一方で、変わらないことを魅力に据えた物語は、変わらないことが愛される理由なので、変化の余地を再構築する必要など生まれないため、続けることができます。
こうして書くと、何となく「変わらないことの方が簡単だ」と読めてしまいそうですが、そんなことは決してありません。
変わらないことを実践するためには、大変な努力や工夫、勇気が必要だからです。
ひょっとしたら私たちは無意識のうちに、「変わらないことの凄み」に圧倒されて、変わらないコンテンツを愛し続けているのかもしれません。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。