【LEGO®︎日記】何故、戦略を学ぶのか?
勇者は頭に付けたプロペラで、魔王の根城に降り立ちました。
魔王を倒せば階段が崩れて、地下に眠る財宝を手にできると共に、世界に平和をもたらすことができます。
「いよいよ最終決戦だ!」
さてこのシチュエーション、圧倒的に魔王が有利です。
場所は自分のホームグラウンドだし、誰とも戦う必要がなかったからフルパワーだし、最悪財宝と引き換えにすれば自分の生命は助かるかもしれないわけだし。
ただ、魔王には「勢い」はありません。
自分の根城に颯爽と降り立った勇者は、勢いそのままに階段を駆け降り、自分に飛びかかって来そうです。
この場合、魔王にとって最も賢い戦略は、勇者の勢いを削ぐことだと私は思います。
既に魔王はそのつもりなのか、階段がVの字になっている部分は色が薄いため、もしかしから勇者が踏んだら崩れてしまう仕組なのかもしれません。
一般的なRPGならば、勇者は一度死んでも自動的に蘇り、死ぬ直前の経験をもとに次の行動を改善できるわけですが、これが一般的な社会ならどうでしょうか?
あなたが勇者さながらに勢いだけで突進して、魔王の戦略にまんまと嵌ってしまったら、あなたにニ度目はないでしょう。
戦略の勉強は、仕掛けるためにするのではなく、陥らないようにするためのものでらないかと、私は思います。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。