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アイデアが思いつかないときは、どこにいけば良いのか?

「アイデアが思いつかない」「明日、企画のブレストなのに」なんてことよくありますよね。ぼくはめちゃくちゃあります。ありがたいことに、どんどん忙しくなってきて、その結果これまであった「考える時間」が圧倒的に足りなくなってきました。

そんなときにどうすりゃいいのかを僕自身困っているので、いろいろ試しているんですが、これうまくいくなというのを整理をかねて書いてみたいと思っています。


そもそも、思いつかない原因

だいたい、おもいつかない原因というのは大きく以下の2つに分かれるんじゃないかと思っています。

① インプットが足りていない
② 情報同士が結合していない
③ そもそも考えるべき領域を間違えている

2つといいつつ3つでしたね。ただ③については書くと長くなるので、別の機会にふれようと思います。さておき、多くの人にとっては、①と②が課題であることが多いかなと思っています。それぞれ僕がやる対策はこんな感じです。


①インプットが足りていない

この対策は超簡単です。本屋にいく。それだけです。おすすめなのは会社から近いのもありますが、代官山蔦屋書店。

まあリンクはるまでもないですが。ここの良いところは3つ。

1) 本を買わずとも中身が読めるので、じっくり読みたい本を選べる
2) 複数の本を選んで、スタバで何か飲みながら読める
3) 目的以外の本が目に入る

1,2については有名ですが、ルールとしてメモは禁止なので、中身をさっと読んで良さそうだと思った本はちゃんと買いましょう。(ちなみに経費で本を買いまくってたら上司に「といいつつもさすがに買いすぎ」と怒られましたのでほどほどに。)

特に3が重要だと思っています。ぼくのルールとしては、あえて関係なさそうな本も選ぶというのを課しています。新しいアイデアはその分野そのもののインプットよりもむしろ「枠外」のインプットから見つかります。

※ちなみに枠外のインプットについては上の記事をご覧ください。

・・・

さて、これでも思いつかないときは、たぶん結合ができていないのだと思います。本を読んでるうちに結合することも多いのですが、そうじゃないときも多いかと思います。そのときに必要なのが結合をしてみることです。


② 情報同士が結合していない

ちゃんと情報はインプットした。後はアイデアだけだ。というケース。だいたいはインプットをしているうちに、アイデアは浮かんできます。ただ、それでもやってこないときはあります。そういうときは、まだ情報同士が結合していない、ということがあります。

情報同士が結合していない、というのはどういうことかというと、例えばパソコンに関するアイデアを考えているときに、蔦屋書店でオーガニック野菜の本を読んでいたとしましょう。

情報が結合するには、共通点の発見が必要です。逆に言うと、共通点さえ見つかれば、情報同士は自然に結合してアイデアを形成します。

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たとえば、パソコンにおける産地と、オーガニック野菜の産地という共通点を発見したときに、使用されたパーツと開発者の顔がわかるパソコン、というアイデアがあるかもしれません。

スティーブ・ジョブズが初代Macintoshの開発時に、開発メンバー全員にサインした、という逸話が有名ですが、そんなイメージですかね。

この記事のサムネイルじゃないですけど、スケルトンのように中身を見てみたときに、その1つ1つに産地があって、それらをつくったひとがどんなひとで、どんな誇りをもって働いているのか、というのがわかったら、無機質な機械もまるで野菜のように愛せるかもしれない。


とまあ、そんなアイデアも生まれるときは、共通点を見つけることが重要になってくる、なので、アイデアを生み出すために、情報同士を結合させるためには、まず前提としてちゃんとアイデアを考えるテーマについて細かく分解して考えておかなくちゃいけない。

で、いまからする話は、それをした前提の話ですね。

過去にこんな記事を書いていました。今も昔も、人間はアイデアを出すことに悩んでいたようで、中国の欧陽脩と言う人が言ったとされる三上や、よくアイデア本に紹介されている4Bという、アイデアが出やすいと言われている場所があります。アイデアが思いつく人は、こういうところにいくといい。

一部関係あるところを引用します。

さて、だいじなことは4Bのスポットに行かないとアイデアが出ないということじゃなくて、4Bと近い要素をもつ、自分のお気に入り「思いつきスポット」を探してみようということです。

以下の3つの要素をもつ、自分がよく行く場所を探してみましょう。
1. リラックスしている(いったん悩みから開放される)
2. 他のことに集中しないといけない(強制的に頭が切り替わる)
3. 上記1,2により、いったんアイデアのことが頭から離れる

人によっては、スポーツジムもそうかもしれない。僕は一時期、ランニングマシーンで走りながらアイデアを考えることがありました。最近はアイデアに詰まったら銭湯・サウナにいきます。

たとえば以下のような場所(行動)になるんですかね。ぜひ自分の合うスポットをみつけてみてください。

・近くを散歩
・公園でぼーっとする
・スターバックスに飲み物を買いに行く
・風呂に浸かる
・芝生で寝そべる

アイデアの結びつきに関しては、残念ながら「やってくる」としか言えない。それはシャーロック・ホームズも、広告会社のCMプランナーもみんな同じことを言っている。もしかしたら、AIだったら解決できるのかもしれないけれど。

とまあ、こんな感じで、ちゃんとインプットをした上で情報がつながるように、自分のリラックススポットでいったんそのことから頭を離してみると、意外とアイデアが思いついたりします。

ということで、インプットスポットと、自分なりのリラックススポットを見つけましょう。


余談

そういえば、こんなものもありました。AIブレストパークというやつで、博報堂が支援しているのもあり、話題になりましたね。ここも、情報の分解というところを軸においているようで、分解後の他の一般情報との接続が売りのようです。



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