H×Hのゴンから学ぶ、4つの問題解決に役立つ思考法
すごく面白いマンガを見つけてしまったんですが、ハンターハンターって知っていますか?と言おうと思ったら、なんだかナイツの漫才みたいですね。ハンターハンターおもしろいですよね。
いちおう知らない人のために、wikiのリンクもはっておきますね。超ざっくり言うと、主人公のゴン=フリークスが自分の父親を探すために、ハンターという職業を目指す物語です。
で、このゴンは12歳でハンター試験を目指すのですが、すごい発想が柔軟なんですね。このnoteでは、ハンター試験のトリックタワー編で見せたゴンの型破りな発想から問題解決のときに有効な考え方(2つ)を学びたいと思います。
自分と相手、2人のロウソクの火がどっちが先に消えるかを競うゲームで、相手のロウソクの火を吹いて消しにいく
本当は漫画のキャプチャ貼りたいんですけど、著作権的に問題あるのですみません。途中で1on1の勝負をしないといけないときがあり、ゴンの相手が詐欺師で、ロウソクの火をそれぞれ持って、そのどちらのロウソクが先に消えるかを競う勝負のシーンですね。
最初はゆっくり燃えていたのですが、突然ゴンのロウソクが激しく燃え出します。ロウソクに仕掛けがしてあったのです。どんどん短くなるゴンのロウソク。このままで負ける、そんなときにゴンがとった行動が「相手のロウソクの火を吹いて消しに行く」でした。
僕は子供の当時アニメでこのシーンを見ていたのですが、驚いたのを覚えています。え、消していいの??笑と思ったものですが、今思うと「別に相手のロウソクを消してはいけない」ってルールは言われてないなと。ルールで縛られていないなら確かにやっても問題ない。笑
屁理屈じゃんと言ってしまえばそうなんですが、クリティカル・シンキングをめちゃくちゃ実践しているなと今は感動します。勝負に勝つという目的から考えていって、勝負のルールを見つめなおして最善手をとる。
①ルールからでなくゴールから考える
②書かれていることじゃなく書かれていないルールについても考える
②のテクニックについては、以下のnoteでも書いてるので、よければどうぞ!
分かれ道。全員で通れる通路だと時間オーバー、でも時間通りに行くには2人を犠牲にしないといけないときに、全員で通って間の壁を壊してすすむ
トリックタワーを抜け出すための最後の関門。ここで二択を迫られます。目の前に隣り合った2つの道があって、1つは全員で通れる道。でもこれを選択すると必ず時間オーバーになっています。もう1つは時間ギリギリで到着できるけど、5人のうち2人をこの部屋に取り残さないといけない。5人のうち4人は大事な仲間。1人を犠牲にしても1人は必ず選ばないといけない。全員この試験をクリアして、ハンターになりたい。だから自分から譲ることはない。さあどうする、という状況。
ゴンは全員で合格したい。そのためにとった方法がですね、全員で通る道を選択して、間の壁を全員で壊して横にある時間短縮の通路に移動するという方法。
ここでゴンがすごかったのは、5人の道では絶対に間に合わないから「どうやって3人を選ぶか」という問いじゃなくて、どうすれば5人全員で合格できるか、というその1個上の問いから考えたこと。しかも与えられた「5人か3人かを選ぶ」というルールを確定されたものじゃなくて疑ってみたこと。
ゴンがそう考えれた一方で、他の4人は3人を選ぶ問いで考えてしまっていた。だから誰をどう選ぶかということばかり議論してしまった。問いを具体化すると解決策も狭めてしまう。だから、考えるときは大きい問いを建てることが重要なんですね。
③大きい問いから考える
④与えられたルールを一回疑ってみる
まとめ
ね、ゴンすごいすよね。僕は4つとも全然できていない・・・忘れないように戒めとしてnoteに書いてみました。みなさんもぜひ頭が煮詰まったらゴンの考え方を思い出してみましょう。
①ルールからでなくゴールから考える
②書かれていることじゃなく書かれていないルールについても考える
③大きい問いから考える
④与えられたルールを一回疑ってみる
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