香川一人旅

　年末の休みを使って1泊2日で香川県を旅してきました。本当は鹿児島の知覧に行こうと思っていたのですが、年末体調を崩したこともあり、近場でどこか良い旅行先は無いかと考えました。そこで、体に優しいうどんを食べに香川県を選びました。
　1日目は朝早くに出発し、金比羅宮に行きました。お昼は琴平駅からすぐのセルフうどんいわのやで食べました。
　江戸時代は庶民の旅行が禁止されていたのですが神仏への参拝はOKでした。そこで、江戸時代の人々はこんぴら参りをすることが憧れだったのだそうです。

　昼食後は御本堂目指して歩きます。階段の段数は785段、帰りは足がフラフラでした。私は行ってませんが奥社までは1368段あります。
道中、高橋由一館がありました。

　参拝を終えて階段を降りたら15時頃でした。宿泊地の丸亀に着いた時刻が16時頃でチェックイン可能な17時まで時間がありました。駅から少し歩いたところにマルタスという図書館にスタバが併設されたような施設を見つけ、本を読みながら休憩しました。居心地が良く、綺麗で地元にもこんな施設があったら良いのにと思うような場所でした。

17時過ぎ、ゲストハウスウェルかめにチェックインしました。個室で1泊3500円、シャワーが300円でした。こちらの主人は話好きで近くの観光地やら美味しい骨付鳥のお店など沢山教えてくれました。

　夜ご飯はおばんざいきかというところで
食べました。小フグの湯引きと親鳥ポン酢がとても美味しかったです。
　その後、2件目にウェルかめの主人におすすめされたMIROC BREWERYですぐ横の工場でできた新鮮なビールを飲みました。隣で飲んでいた地元の方が「香川の人は最低週に一度はうどんを食べる」と言っていました。うどんは観光用ではなく、地元に根ざしているんですね。ウェルかめに戻ってシャワーを浴びると、沢山歩いた疲れが出たのかすぐに寝てしまいました。

　2日目は5時頃には目覚めました。今日は丸亀駅の近くのレンタサイクルで自転車を借り、善通寺に向かうことにしました。電動自転車を半日借りて500円とかなり安かったです。7時過ぎに出発しましたが、早朝の自転車は寒すぎました。
　朝ごはんは釜あげうどん 長田 in 香の香でいただきました。昨日MIROC BREWERYで飲んでいた地元の方が教えてくれたお店です。開店すぐなのに行列ができていて驚きました。

　　10時ごろに善通寺に着きました。事前に善通寺おさんぽガイドに電話し、約30分間のガイドをしていただきました。何気なく見ていても気づかない、知れないようなことばかりで勉強になりました。
　縁のある空海の人間的な部分を少し知ることができ、興味が湧きました。

　善通寺を見て回った後は約9キロの道のりを再び自転車でら帰りました。昼食は骨付鳥が有名な一鶴でいただきました。まあまあ行列ができていました。

　骨付鳥はおやどりとひなどりがあり、切れ目が入っていて食べやすそうという理由でおやどりを注文しました。味は美味しいのですが、凄く硬かった。次は柔らかいひなどりにしようと思います。とりめし（スープ付き）はめちゃくちゃ美味しかったです。
　今回の旅では地域の食べ物、歴史を知れて良かったです。あまり計画を立てていませんでしたが、ウエルかめの主人や地元の方におすすめのお店などを聞くことができ、楽しめました。旅先での交流はとてもありがたいことだと感じました。